おせちの残り 煮物で天ぷら

中途半端に残った、おせちの煮しめ等。
結構丁寧に作ったんだけど、同じものを続けて食べるとたいがい飽きた。

この前ケンミンショーで見たのを、思い出した。
香川県民は煮物を天ぷらにしたものが、ご馳走となる。』
おせちで天ぷらを作ってみようかな〜
香川出身の私だが、
おせちの煮物を天ぷらにする風習は実家にはない。
しかし、
秋祭りの時、ご馳走として大皿に山盛りに作られる天ぷらの中には、
レンコン、牛蒡、筍・・・煮物の天ぷらがいっぱいあったなぁー☆
下味がついているから、そのまま食べてちょうどいい天ぷら。
冷めても美味しい。
さらに昔は、その天ぷらに、なぜか黄や緑などの色が鮮やかに付けられていた。
(食紅みたいな食品用色素を衣に溶かして)
具がいっぱい混ぜ込まれたバラ寿司(ちらし寿司)(=これを単に「お寿司」と呼ぶ)と共に、
おもてなしの定番だったような気がする。
そんなことを懐かしく思い出しながら、
おせちを天ぷらにする。

材料には火が通っているから、揚がるのは早い。
野菜煮物だけじゃなくで、カマボコ、昆布巻きやら、ついでに何でも一緒に揚げてしまう。
サックリというより、しっとりめに仕上がるのが煮物の天ぷらの特徴か。
たっぷりの大根おろしを入れた天つゆで頂きました。
(昨日のビューティーコロシアムで見たけど、大根おろしはダイエットにいいらしいねー。でも3食生大根は・・ムリ!)
ほっこり優しい味の天ぷらは、煮しめとまた違って、美味しかった♪
パックで買った田作りも残っていた。
(そのまま食べても口に刺さるようで、あんまり好きじゃないし)
香川で食べた海鮮生姜かき揚げを思い出す。
生姜を多めに千切り、玉葱と、田作りをかき揚げにする。

菊菜の刻んだのも混ぜ込んでみる。

サクサク、パリッと出来上がる。
生姜がちょいピリ。ごまめもカリカリ香ばしく揚がりました♪

大抵のものは、かき揚げにすると美味しくリメークできるんじゃないかしら。
そんな「かき揚げ」って、すごいよなーと改めて思う。
これで、正月一掃か。
あ。。
黒豆が残っていたわ。
ボチボチ食べよかな〜