絶対焦がせない 「聖庵」の50時間トースト

梅田の大丸B2に入っている北新地天然酵母パンの店「聖庵(ひじりあん)」
北新地に本店があり、三国に工場があるらしい。
聖庵の「田舎パン」が好きで、大丸へ行った時は、ちょこちょこ買う。
 
素朴な丸いルックスの田舎パンは、焼くと外が香ばしく、中は弾力があってしっとり。
天然酵母パンだけど固すぎず、噛むと味わいがあって、私好みの食感。
ハーフサイズ売りがあり、ちょうどいい厚みにスライスされているので、便利。
結構お気に入り。

田舎パン以外にもいろいろなパンあるけど、
大抵は他の買物の荷物を持ってるから、大丸では田舎パンしか買ったことなかった。
今週、川西阪急に期間限定で「聖庵」が来ていた。
川西阪急ではかさばっても大丈夫だったから、いつも買わないパンも買ってみる。
もちもちパン、クリームパン

どのパンも見かけよりずっしりと重い。
ポップを読んで、惹かれたのは
『50時間トースト』

50時間かけて熟成されたパンって・・・すごい!
バターの風味と天然酵母独特の食感がマッチした「旨み」が味わえる自信作とな。
・・・どんなんやろ?
買うか、買うまいか、パンの前でしばらく立ち止まり、迷う。
迷った理由は、そのお値段。
2枚入りパックで税込み420円!ひょえー
そんなに大きくも分厚くもないトーストパン(薄めの6枚切りくらい)が、1枚210円とは。
好奇心が勝ち、買っちゃいましたー

真っ白ではなくやや小麦色の真四角な食パン。
きめ細やかという感じではなく、粘りのありそうな生地が渦を巻き、艶がある。

いざ、トースト。
これは、絶対焦がすことはできない!
失敗は許されない!
トースターに張り付いて、焼けていくのを待ちました☆
焼くと、酵母っぽいパンの香りがふわ〜ん。
芳醇なバターがじゅわ〜んと浮き出してきて、何も付けずに食べてちょうどいい。
上質のデニッシュのような、もっちり食パンのような、コクがあるけど意外とあっさり。
なんとも奥深い味♪

50時間は、5分で美味しくパクパクなくなりました。
後でHPを見ると、50時間の内訳は、
酵母菌の種起こしに20時間
ミキシング後の一次醗酵にさらに14時間
生地冷却に3時間
バター折込=冷却に2時間
最終醗酵に12時間、とのこと。
あらま。足すと50時間越えてるやん〜
今朝たまたま、買うのに勇気がいる@shokupan(アット食パン)をテレビ「知っとこ」で見たけど、
「聖庵」の50時間トーストも、なかなかのものでした☆