島まるごとパワースポット「竹生島」めぐり 琵琶湖

長浜港から船に乗って、琵琶湖に浮かぶ竹生島(ちくぶしま)に渡る。
長浜〜竹生島まで、往復1日5便(往復2980円)
琵琶湖北東の風景を楽しみながら、約6km・所要時間30分の快適なクルージング

船の中では、琵琶湖周辺の観光案内や竹生島についての解説ビデオが流れ、予備知識を得る事ができる。
2年前のNHK大河ドラマ「江」で、
豊川悦司扮する織田信長が江を連れ、自ら舟を漕いで竹生島に渡るシーンがあった。
とても魅力的で、それ以来ずっと竹生島に行ってみたかったのだが、
船内ビデオにそのシーンも流れ、個人的にテンションが上る。
竹生島到着〜☆

古き時代から自然信仰の対象とされ、神の住む島・湖上の聖域と言われる竹生島
琵琶湖上で沖の島に次ぐ2番目に大きな島。(でも小さい。)

こんもりとした形と緑が美しく、琵琶湖八景のひとつでもある。
乗ったのは長浜からの琵琶湖汽船だが、
今津港からのルートや、彦根から航行するオーミマリンなど、竹生島へはいくつかのアクセス方法がある。

船から降り、次の帰りの船が来るまでの70分間に、島めぐり&お参りするパターン。
(時間的にはちょうどいいくらい)

竹生島にあるのは、「宝厳寺(ほうごんじ)」と、
浅井姫命を祀る「都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)」のふたつ。
まずは、石段を登り「宝厳寺」へ

西国第30番札所であり日本三大弁財天を祀る宝厳寺の本堂
(ちなみに日本三大弁天とは、宝厳寺の他、安芸の宮島の大願寺、江ノ島の江島神社らしい)

弁財天堂内の像

おびただしい数の赤く可愛い達磨

願い事を紙に書き込み、封をして奉納。

石段を少し下り、
400年前に豊臣秀頼によって大阪城から移築された唐門(国宝)

重厚かつ見事!
観音堂重要文化財)でお参りして、

舟廊下(重要文化財)へ進むと、

「都久夫須麻神社」へと続く。
神社本殿は伏見城の遺構とされ、国宝でもあるらしい。
(一般人の本殿拝観は廃止されている)
この狭い竹生島の中に、国宝級の迫力ある遺構が数多くあることにも驚く。

現在、神社拝殿は修復中。

拝殿の工事中の窓から、岩場に立つ鳥居を見る。

素晴らしい景色!

琵琶湖を高々と望む鳥居は、いかにも竹生島らしく、清々しく神聖な雰囲気。
ここで、かわらけ投げをする。
素焼きの小皿に願いを書き、鳥居に向かって投げ、鳥居をくぐれば願い事が叶うという。

結果は…頑張ったけど、残念でした…
都久夫須麻神社の白蛇

島には神社仏閣しかなく、
船に乗って参拝のために渡るという特別なシチュエーションも相まって、
厳かで、ありがたい気持ちにさせてくれた竹生島

島を後にする時には、身も心もなんとなく清らかになったような気がしました〜☆