20年ぶり…「鳥坂まんじゅう」を車中で食す 三豊市

高松自動車道三豊鳥坂ICにも近い国道11号線沿い、三豊市三野町鳥坂峠の信号角に昔からある「鳥坂まんじゅう(とっさかまんじゅう)」
香川から大阪に帰る途中立ち寄る。ものすごく久しぶり〜
 
日によったらお店の外にもお客さんが溢れていたりするけど、この日は私の前に大量買いのおじさんがひとりいただけ。

小さいお店の奥には湯気がもくもく立っていて、おまんじゅうが次々と蒸し上がる。
鳥坂まんじゅうは一種類だけ。
10個350円、15個500円、32個1000円
数を言うと、その場でほかほかのまんじゅうを包んでくれる。

丁寧に、薄い木の包みに乗せられて、木の紐をかけられて、緑の包装紙に包まれて、新聞紙に巻かれて、ビニール袋に入れてくれるから、
おまんじゅうが蒸れて露でべとっとなったりしない。
 
温かいうちがなにより美味しいので、車中助手席で包みを開いて早速食べる。

小さくてかわいい素朴な蒸し饅頭。
あー、これこれ♪♪ もぉー、最高に美味しい!!

わずかに麹の香りが残るもちもちの皮。塩味のしっかり効いた、黒めのこしあん
甘みと塩のバランスがいいので、2個3個とパクパク食べられる。
高松自動車道を走りながら、運転中の夫にも渡す。「めちゃくちゃ美味しいやろ?」
鳥坂まんじゅう初めて食べたらしい夫、「確かに美味しいけど、そんなに感動するか??」
私にとっては、郷愁も加わり、5割り増しの美味しさがあったのかな〜☆
私が子供の頃、鳥坂の近くに住んでいた母方の祖母がいつもお土産に持ってきてくれた鳥坂まんじゅう。
その時は、あ〜あ、また鳥坂まんじゅうか…なんて、思ったこともあった。(ばーちゃんゴメン)
それが、今こんな感動を呼ぶなんて・・・変わらぬ味の鳥坂まんじゅうだからこそ。
なるべく早く食べないと固くなって味が落ちるけど、家まで持ち帰った分はレンジで少し温め直してOKだった。
シンプルなとっさかまんじゅう、また食べたい。もっと食べたい。
夫は、蒸し饅頭なら十三駅前で蒸し上がる喜八洲本店の酒まんじゅうに思いが強いらしい。
そうかあ〜

いつのまにか、阪急十三駅ホームの喜八洲でも酒饅頭買えるようになって便利になったけどねー☆