超楽しい〜♪「レールマウンテンバイク ガッタンゴー!!」廃線レールで風を切る 飛騨市神岡 夏の岐阜(7)

夏の岐阜3日目、
今回の旅のメインイベント☆
『レールマウンテンバイク ガッタンゴー!!』の日♪♪

奥飛騨・新穂高温泉の「雪紫」を出て、飛騨市神岡町に向かう。
車で30分程で、ガッタンゴー集合場所の「旧奥飛騨温泉口駅」に到着。

『レールマウンテンバイク Gattann Go(ガッタンゴー)!!』とは、
マウンテンバイクと、廃線となった「神岡鉄道」の鉄路を組み合わせた新感覚の乗り物。
遊園地にあるサイクルモノレールともまた違い、
実際に使われていた鉄道レールを、自力で自転車で走るという、
ありそうでなかったアクティビティ。

神岡鉄道」は、1984年に国鉄から独立した鉱山町の私営鉄道であり、2006年に廃線となった。
レールマウンテンバイクは廃線後に残された鉄路などの鉄道資産を再活用するために考案された。
「旧奥飛騨温泉口駅」から「旧神岡鉱山前駅」まで、往復で約6kmの道のり。

スタート前の説明と、折り返し地点での休憩も込みで、所要時間約1時間。
行きはやや下り、帰りはやや上り、のんびり神岡満喫コース。
ほとんどのマウンテンバイクには電動アシストがついているので、スイスイ〜楽ちん!

4月上旬〜11月下旬までの定休日(水曜)を除く毎日運行。
日中の1時間ごとにスタート。
よっぽどの悪天候以外雨天でも実施されるので、駅では雨合羽も販売されていた。

料金、おひとり様1500円くらい。良心的なお値段!(乗る自転車の種類で変わる)
事前予約優先制(私は2週間くらい前に予約電話する)
この日、夏休み期間の平日の午前中、ほぼ予約客でいっぱい。
予約なしで来ている人も乗車はできていたようだが、希望の自転車はなかったり、遅めだと次の便に回されるようだった。
受付を済ませ時間になると、
ヘルメットの用意された説明ルームでコースや乗車注意事項について説明を受ける。

乗り場に行くと、ちょうど前の時間の人達が帰って来たところ。

スタッフさんたちが、段取り良く次発のセッティング。

自転車ホルダーに飲み物も入れて、準備OK〜☆

我々が乗ったのは一番スタンダードな大人二人用・ハイブリッド車(2人で3000円)
他にも、人数や年齢に合わせて、ハイブリッド車+観覧シート、ベンチシート、トロッコセット、サイドカー付きなど
いろいろ選べる。
子供連れのファミリーはもちろん、ペット連れのお客さんもいた。
専用マウンテンバイクは、ここ飛騨市で誕生したオリジナル。
ガイドローラー付きメタルフレームに、2台のマウンテンバイクをがっちり固定。
レールは2本だから、ほんとナイスなアイデア
後輪タイヤが直接レールの上に接地していて、ペダルをこぐことにによって前進、レール上を走行する仕組み。
前の人と充分な距離をとって出発。

爽快な走り〜
行きは、ほとんどペダルには力が要らない。

全身に風を感じる〜
眺めもいいし、サイコー〜☆

でも、それだけじゃなくて、『ガッタンゴー』の愉快な特徴として、
走る時の「ガッタンゴットン、ガッタンゴットン、、、」という
レールの継ぎ目による、連続的な音と振動!!
これがめちゃいい☆☆(名前そのもの!)
まるで自分自身が列車になったみたいな直接響く体感。

初めての楽しい体験でした〜♪♪
途中には、使われていない駅が二つ。
ゆる〜い感じの旧神岡大橋駅

旧飛騨神岡駅は、トンネルの狭間の高架上にある。
何もかも列車目線!(?)

小さいトンネル。

大きなトンネルも二つあり。

アドベンチャー気分で飽きない!

トンネルは一瞬真っ暗になるが、自転車のライトがあるので安心。
ひんやり涼しい〜
ガッタンゴットン音がトンネルの中で反響して、なお一層いい。

折り返しの旧神岡鉱山駅で自転車から降りてしばらく休憩。

大洞山の天狗水で冷やした採れたてきゅうりのサービス♪(塩もあり)

胡瓜をかじりながら、他の人の走りや自転車の方向転換を見る。

さて、同じルートで帰り。
線路の切り替えがあって、鉄道って感じ〜

若干の上りではあるけど、全然しんどくない。
向きが変わると気分も変わる。
晴天だったが、風を切るのでそんなに暑くはなく、気持ちいい漕ぎ感。

線路は続く〜よ♪ど〜こまでも♪って歌いたくなる(どこまでも〜ではないけど…)
気がつくと後ろの人がだいぶ近づいてきていた。

ゴールに到着。
距離的に長すぎず、短すぎず、ちょうどいい。
奥飛騨温泉口駅構内には神岡鉄道時代の思い出のアイテムや、鉄道グッズなどが展示されている。

スタッフさんのTシャツ

全体のサービスも手作り感溢れていて、温かみがあり良かった。
出発時に1組ずつ撮ってくれる写真撮影は、前後2ポーズで500円(くらい)で、
ごく普通のデジカメプリント。(希望者のみ購入)
サンプル写真を見て、前もって二人でポーズを打ち合わせしときました〜

今回、ガッタンゴーに乗るのに際して、初めて自撮り棒っていうのを使ってみた。
景色だけじゃなくて、走っている自分達も動画で撮れて、こりゃ便利ー
普段使うのは恥ずかしいけど、ここなら大丈夫でした(笑)

珍しい乗り物なので、記念撮影、動画撮影は必須!
『サイクリングを楽しむ+レールを感じる+景色を見る+撮影する』
全部いっぺんにできてしまうくらいのスピードと乗り心地、それも良かったです〜☆
レールマウンテンバイク出発駅までは公共交通機関がないため、自家用車かタクシーの利用となる。
ちょーっと不便な場所。
しかしながら、また別の季節でも乗ってみたい
とっても楽しい「レールマウンテンバイク ガッタンゴー!!」でした〜☆