京都吉田山山頂の素敵カフェ「茂庵」〜道なき道をいく

京都知恩寺での「百万遍さんの手づくり市」でお買い物した後、
吉田山へ向かう。
京大の近く、吉田神社のある静かな吉田山
山頂のカフェ「茂庵(もあん)」

京都の数あるカフェの中で、今まで最も印象に残っていたお店。
古い木の造り。昔のお寺や蔵みたいな外観。
森の木々の中にひっそりと佇む。
爽やかな山頂の空気に包まれ、静謐な雰囲気。
くつを脱いで2階に上がる。(1Fは待合席のような土間)

中は今風ナチュラルな素敵カフェ。
決して便利な場所じゃないけど、お昼ちょっと前でもほぼ満席。
眺めがとってもいい♪
カウンターのある西側からは、

木の枝ごしに京都の街

東側テーブルからは、

大文字がくっきりと浮かぶ東山

時間が、静かに穏やかにゆ〜っくりと流れる。
ソファー席で、月替わりランチ1370円を頂く。

(ランチメニューはそんなに多くないが、カフェメニューはいろいろあり)
牛肉のしぐれ煮ちらし寿司

あさりのおすまし、三つ葉桜海老のおひたし、菜の花と湯葉のごまだれ

京都らしく、春を感じる、お洒落なあっさりランチでした♪
前回「茂庵」に来たのは3年半前。
同じく知恩寺手づくり市の後に。
北側(吉田神社北参道)から吉田山に登った。

そして、山中、みごとに道に迷った。
今回はすっと行けるはず!と思っていた。
しかし・・・
今度も道なき道をいくことになってしまった☆
どんどん登っていたら、いつのまにか、
どー見ても、道じゃない!

獣道でもない。
木々の中を探検するつもりは、全くなかったのに!
葉を払い、枝をくぐり、

倒れた木をまたぎ、

枯葉に足をとられながら、斜面をずんずん突き進む。

誰もいないし、『遭難』という言葉がふと頭をよぎる…
ちゃんとした道に辿り付いた時には、心より安堵した。
ずいぶん彷徨った気がしたが、10〜15分程。
不安は時間を長く感じさせるわー

「茂庵」の看板とお店を目にした時には、熱い感動がこみ上げてきた。

若い女の子ひとり歩きには、決しておすすめしたくない山登りルート。
こんな思いをしなくても、普通に「茂庵」には行けるんだけどー☆
「茂庵」へのアクセスは4コース
神楽岡コース
 いい感じの石段の道。正式に茂庵の入り口案内があり、一番安全かも。
真如堂コース
北参道コース
吉田神社コース
なぜ、私は道なき道をいくことになってしまったか?
北参道コースと、吉田神社コースをミックスさせて、少しでもショートカットしようと企んだため。
急がば回れ。ほんまですわー

今回もさらに記憶に深く刻まれた「茂庵」でした。