お菓子の神様「中嶋神社」と、素敵スイーツ空間「豊岡1925」 豊岡市

香住から向かった豊岡。
お菓子の神様「中嶋神社」に初めて行く。
市街地からちょっと離れた山里の中にあった。

菓子の祖・田道間守命(たじまもりのみこと)を祀る神社。

日本書紀によれば、常世の国から橘の実を持ち帰ったとされる。
「橘」はミカンの原種。
昔、果物は「果子・かし」と呼ばれており、橘は果子の最上級品とされていた。
お菓子の神様・菓祖として知られ、全国から菓子業者が参拝に訪れるらしい。

日本各地に分社があり、以前行った京都の吉田神社の摂社「菓祖神社」(こちら→★)も、そのひとつ。
お菓子の神様の総本山!
雪を踏みしめ参拝。

静かで穏やかな神社。

雪景色のせいもあり、菓子らしい華やかさはなく素朴な雰囲気でした。

それでも、お札やお守りは菓子関係に特化していました〜

豊岡市街地で行きたかったのは、
スイーツ拠点「豊岡1925」
豊岡市役所のすぐ近く。

近代化遺産の昭和9年築の銀行をリノベーションした館内には、
ホテル、レンタルスペースなどの施設が入っている。
コンセプトは〈時空を旅する〉とのこと。

1Fはお洒落なスイーツショップとカフェになっている。
夢見るお菓子のショーケース!!

開放的かつ、あちこちに銀行の名残りを感じさせる。
空間の色合いも素敵♪
レトロモダンと現代っぽい感じがミックスされて、個性的でした。

豊岡を中心として全国のスイーツや、オリジナルものなど、こだわりスイーツが集まる。

それも有名どころじゃなくて知らないものが多く、マニアックなのが面白い。

カフェでは、軽くランチ&スイーツいただきました〜☆

豊岡には老舗菓子店から自宅ショップまで、新旧合わせて結構なスイーツ店があるみたい。
さすが、お菓子の神様がいる町!
これまで豊岡と言えば『カバンの町!』のイメージで、何度か鞄も見に来たけど、
街の魅力が広がった感じ。
香住方面から豊岡市街に入る途中、看板に惹かれて入ったお店。

ちから餅本舗さん。

豊岡鞄のルーツは、積雪の間、家内手工業的に作られていた柳行李から始まる。
と考えると、
鞄の町豊岡と、お菓子の神様の豊岡を併せ持った「柳ごうり最中」すごいです〜

ほのぼのした和菓子、美味しくいただきました〜☆