春の家島(1)「割烹旅館 志みず」で至福の魚づくし

ベリーベリーファーム西脇でイチゴ狩りした後、姫路港へ向かいました。
姫路港の駐車場に車を停め、船に乗って35分。
「家島」へ。

姫路から沖合約18kmに浮かぶ家島諸島は、古くから国生みの島「オノゴロ島」と伝えられてきました。
大小44の島々からなり、人が住んでいるのは、家島本島、坊勢(ぼうぜ)島、男鹿(たんが)島、西島の4つ。
約6000人の人が暮らしていて、瀬戸内の豊かな海の幸により、漁獲高は全国でも有数。
今回行ったのは、家島本島のみ。
家島では『死んだ魚は猫もまたぐ』
と、言われていると聞き、新鮮なお魚をいっぱい食べるのを楽しみに♪

以前から行ってみたかった「割烹旅館 志みず」さんで宿泊です。
真浦港に到着してから、付近を軽く散策。
その後、宿のご主人に車で迎えに来てもらいました。
とっても気さくで明るい方でした。
志みずさんは、懐かしいような和風建築。

昭和レトロな感じで、昔映画のロケにも使われたみたいです。
お風呂に入ってから、夕食♪
宿泊部屋は3階ですが、お食事は2階の広い個室。
入ったとたん、素敵!!趣きある景色に感激!!

暮れゆく港を眺めながら、ほっと落ち着きます。
静かな島での夕食。
志みずさんは、島魚のオーベルジュと名乗るだけあって、どれもこれも秀逸の魚料理。

旬の魚をふんだんに使ったお料理。
ドンビイカの塩辛やアナゴせんべい

牡蠣のオリーブ漬け

茹でエビやヒジキまでこだわりで味が濃い。

旬魚のお造りは、家島の塩で食べたり、お醤油で食べたり、めちゃ美味しい♪

ふんわりしたシャコのお造りは初めて食べました。
茹でたシャコは私の大好物♡

食べやすい貝類。

ナマコの煮物。

小さい品から大きな皿に至るまで、ひとつひとつに手間と時間が掛けられているのに驚きました。
内臓もすべて食べられるように処理されたアジの南蛮漬け

盛り付けが華やかとか、複雑な味付けにしているとかじゃなくて、
新鮮なお魚の美味しさを最大限に生かせるように工夫されています。
島魚の素材をとても大切にしているように思いました。
自家製のアツアツジャコ天

舌平目の煮つけ

天ぷら

数時間かけて調理するワタリガニ

食べやすいように割ってもらって、出てきた鮮やかなミソは濃厚な口どけ♡

あなご重とお吸い物

この穴子が歯ごたえあって、食べごたえあります!
お吸い物は魚介の出汁がめちゃ美味しい♪
お魚づくしに合う日本酒やワインなども多数あり、選んでもらえます。
至福の島魚づくしの夕食♡
ここは竜宮城?な〜んて、ふと思いました(笑)
翌朝の朝食はシンプルな和食ですが、これも美味しい。

新物の海苔は香り高かったです。
島ゆえに、正直野菜は少なかったです。(魚を食べに来たので全く期待はしていませんが。)
朝食のお部屋から浜辺の風景を見て、ほのぼの〜

宿のご主人も奥様も案外お若いですが、いい感じの方で、気持ちよく過ごすことができました♪
旅番組の取材等も多いみたい。
今後も家島観光を引っ張っていく若手さんって感じです。
また是非、違う季節のお魚を食べに来たいです〜☆