レトロな駅舎と転車台「梅小路蒸気機関車館」

京都水族館を見た後、梅小路公園の横を通って
「梅小路蒸気機関車館」へ行く。(水族館から歩いてすぐ)
入館料400円
入口は、レトロモダンで趣のある静かな駅舎。

二条駅舎であり、日本最古の木造駅舎(明治37年築)
1996年山陰線の高架化のため、役割を終えてここに移築された。
梅小路蒸気機関車館」ができたのは、1972年だが、
子供の頃に来た事がある夫が「あれ?昔となんか違う!!」と、言うはずだった。
明治の雰囲気が色濃く残る旧二条駅舎内は、資料展示館となっている。

蒸気機関車のしくみや鉄道の歴史を見ることができる。

投炭練習機

SLが普通に走るためにはものすごい量の石炭が必要だということを知った。
全盛期の梅小路機関区のジオラマ

昔の駅の出札事務室

お召し列車コーナー

駅舎から出ると、広々とした機関車展示館(扇形車庫)

転車台を中心に線路が放射状に広がり、扇形車庫の中には機関車が勢ぞろい。

ダイナミックな造りに驚く。

実際にSLに乗ることもできる(乗車料金200円)

SLスチーム号の運転は、通常1日3回

梅小路公園の端っこまで約10分の往復
重厚で勇壮なSLスチーム号

前の方はちゃんとしたSLだが、乗るのは遊園地の列車みたいな座席。
蒸気がモクモク〜それっぽい。

蒸気機関車を降りてちょっと待ち、転車台の上で向きを変えるのを見る。
これが、なかなか面白かった!!一見の価値あり。
ゆっくりとだが、こんなぐるりと回転する機関車を始めて見た。
時折ユーモラスに汽笛を鳴らしながら一回転。

人の手作業が入った基本的な動作、そのゆるい動きに温かみを感じる。
全てがコンピューター制御された、正確緻密だが無機質な現代のものとは、明らかに異なる。
梅小路蒸気機関車館」のどれもが昔の時代過ぎて、懐かしいとは思えなかったが、
交通文化財の勉強になったし、古きものも素敵だな〜と思いました☆
3年後、2016年には「梅小路蒸気機関車館」がリニューアルされるとのこと。

どんなんになるか、これも楽しみだな〜☆
梅小路蒸気機関車館
京都市下京区観喜寺町
075-314-2996