ちょこっと熊野古道(2) 大斎原の大鳥居

熊野本宮大社にお参りした後、
歩いてすぐの大斎原(おおゆのはら)に向かう。
熊野川、音無川、岩田川が合流した場所の中洲は、大斎原と呼ばれる。

かつては(2000年ほど前から!)こちらに熊野本宮大社があった。
昔の参詣者は音無川で着物の裾を濡らしてから詣でるのがしきたりだったらしい。
明治22年熊野川流域に起こった大洪水により、現在の位置に移築した。

現在は、旧社地として石祀とともに、超大きな鳥居が建てられている。
広〜い田んぼの真ん中にポツンと立つ鳥居は、遠くからでも目立つ。

何にもない真っ直ぐな道を進む。
気分は清々しい。
金色の八咫烏(やたがらす)のマークが光る。
平成12年に建てられた大鳥居は、シュシュっとスタイリッシュで、現代風な造り。
何だか、お洒落ちゃう?

日本一の大鳥居と言うだけあって、ほんまにでっかい!
これくらい。

どうやって建築工事したのか?資材はここで組み立てたのか?
夫と話合う。

鳥居の奥には、元中州だったと思えないような木々が立ち並び、静かな森がある。
ちょこっと熊野古道っぽい〜

でも、もっと熊野古道らしい場所に行きたいなー☆
(ただし、車で…)
というわけで、地元のパン屋さんマーブルでパン買って、
熊野サイダーを飲みながら次へ向かう。