八重島旅行(4)西表島のメジャー観光・仲間川と由布島

八重島旅行記録(1)(2)(3)の続き。
3日目、石垣島から西表島へ。

高速船で約40分、西表島の大原港到着。

西表島沖縄県では本島の次に大きな島。
島の約90%が亜熱帯のジャングル!
希少な野生生物が多く生息し、手つかずの大自然が島を覆うという。
観光客が足を踏み込めるのは島の東部から北部にかけて。
と言っても、石垣島から日帰り観光もできる便利なスポットもあり。
西表島の2大観光地が、仲間川と由布島で、団体ツアー客も訪れます。
西表島で2泊したので、結構ディープな場所も行くことができましたが、
まずは、メジャー観光地から。
『仲間川マングローブクルーズ』

大原港から遊覧船でサキシマスオウノキ見学コースに出発。所要時間約1時間10分。
河口から、仲間橋をぐぐり、上流に向かって走ります。

西表島には大小40以上の川があり、河口から10kmあたりまでは海水と淡水が混じり合う汽水域で、
広大なマングローブ林が広がります。

仲間川は西表島で2番目に大きな川。全長約17.5km。
マングローブ林の広さは約200ha。
雄大な仲間川。
船の運転もするガイドさんの解説がとても上手で面白かった!
話のテクニック凄いです!
(大阪のダックツアーの次くらい笑ったかも)

今まで全く知識のなかったマングローブの事もいろいろ知りました。
マングローブというのは特定の植物のことではなく、浅い汽水域に生える植物のことを総称したもの。
日本国内で見られるのはメヒルギ、オヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ハマザクロ、ヒルギダマシ、ヒルギモドキ、ニッパヤシの7種。
7種すべてが存在するのは西表島だけ!
最も代表的な形のものがヤエヤマヒルギ。

あっちにもマングローブ

こっちにもマングローブ

悠々としたクルーズは、マングローブでお腹いっぱいになります〜

マングローブだけじゃなくて、珍しい植物もあります。
川のそばにはアダンが生えているし、山にはヤエヤマヤシの群生を見ることができます。

上流に行くにつれて、川がくねったり、川幅もやや狭くなってきます。

船着き場に到着。

徒歩でほんの少し行くと、日本最大のサキシマスオウの木があります。

巨大な昆布のような根っこ!奇妙な形。
樹齢400年とされる2本のサキシマスオウがくっつくようにして生えており、夫婦スオウと呼ばれているそうです。
ヤドリギが子供みたい〜

足元はいいので、ここで記念撮影したり、楽々な観光地です。
行きはゆっくりの運行でしたが、帰りはスピードを出して港に戻りました。
次は、大原港で借りたレンターカーで北に向かい、西表島めぐりです。
『由布島』

こちらも観光バスが来ているようなザ・観光地。
由布島西表島の沖合400mに浮かぶ小さな島。周囲約2km。
浅瀬をの〜んびりと進む水牛車で渡ります。

水牛車は30分毎に出発。
所要時間は10分〜15分(水牛によって違います!)
この風景が有名。

由布島全体が亜熱帯の花々の咲き乱れる植物園となっていて、散策。

カフェやレストラン、お土産屋さんなどもあります。

ブーゲンビリアガーデン

水牛の池

蝶々園

マンタの浜

琉球イノシシ

由布島小学校跡
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昔は人も大勢住んでいた由布島でしたが、昭和44年の台風被害により島のほとんどの人は対岸の西表に移り住んだそう。
そんな中、老夫婦が「島をパラダイスガーデンへ」と、手作りの楽園を作り始め、
多くの人の協力のもと、由布島亜熱帯植物楽園ができたとのこと。
ええ話やね〜
確かに観光地観光地していますが、至る所にゆる〜い手作り感も溢れていました♪