大同生命大阪本社ビル「加島屋と広岡浅子展」に行く。

NHK朝ドラ「あさが来た」のモデルとなった広岡浅子さん。
浅子が嫁ぎ、事業を成功させた加島屋(ドラマでは加野屋)は、
現在の大同生命保険株式会社
昔、加島屋(かじまや)が店を構えていた地には、
現在大同生命大阪本社ビルが建っています。

毎日「あさが来た」を楽しみに見ているので、興味津々で行ってみました。

土佐堀川沿いで、地下鉄四つ橋線肥後橋駅からすぐ。
下部のアーチが特徴的な立派なビルです。

荘厳で何やら芸術的!!
中に入ると、開放的なエントランス。ロマンチックで素敵な雰囲気♪

2階のメモリアルホールは一般公開されていて、
大同生命の源流「加島屋と広岡浅子展」開催中。
入場無料。

受付で見学代表者の名前等を記入してから、ホールに入ります。

激動の時代を駆け抜けた浅子の生涯を知ることができます。
また、豪商加島屋の歴史や、ビジネス内容も展示されています。
パネル展示がメインで、昔の帳面や資料もあり。

米切手や大名貸しなど、今まで知らなかったことがとてもよく分かりました。
派手な展示ではありませんが、分かりやすく上手に解説されていると思います。

単に企業PRを見るのではなく、歴史の勉強もできます♪
実物の浅子の生き方もドラマチックでした。

朝ドラと若干違う部分もあるけど、ほぼほぼ同じ…
本当にこんな立派な女性が昔の大阪にいたんだ〜と改めて感心しました。
「九転び十起き」で、私も頑張らないと! 勇気もいただきました〜☆
今回、私が初めて知って、びっくりポン!だったのは、
浅子の娘婿の妹の夫が、かの著名建築家ヴォーリズだったこと!
やっぱり凄い人の周りには凄い人がいるんですね〜
以前使われていたヴォーリズ設計の旧肥後橋本社ビルの模型。

現在の大同生命大阪本社ビル(H5年築)の模型。

新ビルには旧ビルの内外装の一部を再現しているので、あちらこちらがレトロモダン!

建築にもわくわくします♪

展示を見て2階をぐるっと回ってきた最後には、映像での紹介もあり、
これまた分かりやすいミニドラマ仕立てです。
我々が見終わった頃には、団体さんも見学に来ていました。
また、地下には「太閤秀吉ゆかりの井戸」もあります。

井戸の側面に豊臣家の五七の桐が彫られているのを見ることができました。
こちらは、受付の人にお願いすると、警備員さんが地下まで連れて行ってくれます。
(ちょっと分かりにくいので自分で行くのは無理かと思います。)
地下には宇宙船みたいな金庫もありました。

パッと見、入りづらいようなビルも、入ってみるととても面白かったです〜☆
「あさが来た」のおかげですね♡