昭和の香り〜姫路のおもしろ珍スポット「手柄山公園」

姫路城の後行ったのは、
JR姫路駅より南西に車で10分くらいの
『姫路市立手柄山(てがらやま)中央公園』

ちょっとした面白スポットを見たくて〜
手柄山中央公園は、小高い丘に、ひめじ手柄山遊園、水族館、温室植物園、平和資料館、県立武道館などが立ち並び、
四季の花々も美しい市民憩いの公園。
かなり広い!

これまで知らなかったが、
その昔、1966年(昭和41年)に姫路大博覧会というのが開催されたらしい。
姫路城の昭和の大修理の完成を記念して、姫路市の手柄山ほか3つの会場において挙行されたもの。
博覧会の跡地が、手柄山中央公園や遊園地。
かつてのパビリオンの一部も当時のまま存在している。
そのひとつが、手柄山遊園のスリラー塔。

なぜ、スリラーなのかは分からないらしい。
ゲームに出てくるような、妙に可愛い西洋風お城がそのまんま!
夢見るお城からは、ピーチ姫が出てきそう〜!!
お城はレンガ造りのしっかりしたもので、展望台も古いが強固な造り。

何だかよくわからない、メルヘンチックな構造物でした。

攻略したくなる系のお城だから、コスプレーヤーがほっとくはずないわーと思ったら、
姫路市公式HPの中で、
レジャーに関するよくある質問:「手柄山公園でコスプレできますか?」 と、あった。(笑)
あと、ぜひとも見たかったのが、『手柄山交流ステーション』
姫路市立水族館の上にある。(入場料200円)
姫路モノレールというのが、姫路大博覧会の時、交通機関としてが運営されていたが、
博覧会終了から8年後の1974年に運休。

姫路市内にはモノレールの遺構が多く残されているらしい。
姫路モノレール手柄山駅舎を改修し、2011年にオープンしたのが手柄山交流ステーション。

かつて姫路のまちを走っていたモノレールがそのまま展示されている!

レトロなものに囲まれたモノレールの車内に入ることができる。

運転席を見たり、座席に座ってみたり…楽しむ。
味わい深い御座候の看板も。

展示されているものすべて、ゆるゆる昭和の香り〜

静かに時間が止まっているみたい。

姫路大博覧会の時の模型。

昔の夢見る風景はこんな感じだったのかな〜

大阪万博よりさらに前、盛り上がったらしき姫路万博を想像してみる。
モノレールに関する資料の展示もあった。
現在運行しているものも多いが、廃止になったものの結構な数…時代の流れを感じるな。

手柄山公園からの眺めも面白い。
新幹線越しの姫路城も見れるし、

絵に書くようなお城の城壁からは、不思議な回転展望台や庭園が見える。
市営の緑の相談所があるので、季節のお花は美しく、
しっかりと手入れがなされているのが好印象。

市民の方々にはお馴染みの手柄山公園なんだろうと思うが、
観光客の視点からは、かなりマニアックで、なかなかの穴場!
珍スポット好きにはたまらん感じかも〜☆
姫路城だけじゃなくて、もっとアピールしてほしいな〜と思いました。