キレイな新スポット「さかい利晶の杜」 堺観光(1)

行ったことはあるが、これまで観光はしたことがなかった堺市
泉州巡りのついでに立ち寄る。
一番行ってみたかったのは、今年の3月にオープンした新名所
『さかい利晶の杜(りしょうのもり)』
外観も今風なカッコイイ造り。

堺が輩出した2人の偉人、千利休与謝野晶子
その二人の人生や功績を紹介しつつ、堺の歴史や文化に触れるミュージアム
新しいので、とにかくどこもここもキレイで気持ちいい!

観光案内展示室だけは入場無料。
千利休与謝野晶子の展示観覧は300円。
抹茶と和菓子の立礼呈茶は500円。
予約制(当日可)での、茶室お点前体験は500円、さかい待庵特別観覧セットは1000円となる。

1Fが、観光案内、千利休ゾーン、茶の湯体験施設、さかい待庵
2Fが、与謝野晶子ゾーン、企画展示室など。
スタッフのお姉さんの制服も抹茶色〜
まず、千利休茶の湯館に入る。
エキゾチックな中世の自由都市・堺の雰囲気が感じられる

わびの美学を貫いた気高き天下一の茶人・千利休
その人生を知り、茶の湯文化をイメージすることができる。

堺にかかわる歴史上の人物の関係が、わかりやすく音声で紹介されて、興味深かった。
千利休の声が堺出身の片岡愛之助さんっていうのもいいな。

茶室の意匠や、茶懐石の再現など。

次に、2Fの与謝野晶子記念館へ。
「みだれ髪」で知られる与謝野晶子は明治の近代商都・堺に育まれた。
与謝野晶子の表現世界が、映像や実物資料とともに紹介されている。

詩歌の本が多数展示されていたが、
色鮮やかな装丁はどれも女子好みで、現代にも通じるセンス良さと可愛さに驚く!

実家・駿河屋の再現や愛用品の展示も興味深かった。

見たあとは、立礼(りゅうれい)呈茶で一服。
気軽に利用できる椅子席。
お茶の先生が一服一服丁寧に立ててくれるのに感激!
お茶の先生は当番制らしい。

お茶やお作法の説明を聞きながら、目の前で流れるようなお点前を拝見。

器もそれぞれ。季節のお菓子で美味しい抹茶をいただきました♪

立礼席の裏手には、三千家表千家裏千家武者小路千家)の茶室がずらりと並ぶ。

狭小の茶室・国宝待庵(京都府大山崎町)の創建当初の姿を再現した「さかい待庵」もあり、内部も見学できる。

見どころのいろいろの「さかい利晶の杜」でした〜☆

「さかい利晶の杜」はさすが、駐車場も完備。
敷地内には、梅の花スターバックスがある。
ドライブスルーのスタバの裏手は、枯山水

こんな和風なスタバ初めて〜
「さかい利晶の杜」のすぐ横にある千利休屋敷跡にも行ってみる。

それっぽい感じにはしてあったけど、空き地感のある屋敷跡でした〜☆