最新映像で祭り体感!「岸和田だんじり会館」と、「岸和田城」

これまで通過することは多かったが、わざわざ立ち寄ったことのなかった泉州
「牛滝温泉いよやかの郷」へ行く前に、さっと岸和田観光する。
岸和田のシンボル「岸和田城」と、
すぐ近くの「岸和田だんじり会館」へ。

だんじり会館そばの市営駐車場に車を停める。
岸和田城」は入場料300円、「だんじり会館」は600円。
行っていないけど、ちょっと離れた「きしわだ自然資料館」は200円。
この3館共通入場券なら700円。(共通券は1ヶ月有効)
「両方行くなら、共通券がお得だよ〜」と、駐車場のおっちゃんに教えてもらう。
白くてキレイな、いかにもお城らしいお城。

お城の内部では岸和田の歴史に関する展示あり。
昔の岸和田城は、いつ、誰によって建てられたものか詳しく分からないとのこと(!)
戦国時代末期には、当時泉州を治めていた松浦氏の居城になっていたらしい。
(って、なんか面白い…)
ちなみに現在の鉄筋コンクリートの三層建ては昭和29年再建されたもの。
天守からは岸和田の街を見渡すことができる。

立派な日本家屋があるな〜と思ったら、お屋敷がんこ岸和田五風荘だった。

岸和田城の特色は、天守閣の前の「八陣の庭」が一風変わっていること。
お城の上から見ると全体の形がよく見える。

重森三玲によって庭園設計されたもので、前衛的。
お堀周辺は静かで、観光で歩くというよりも、
近所の人がお散歩するのに似合う感じでした〜☆

歩いてすぐの「岸和田だんじり会館」へ。

岸和田と言えば、だんじり祭り!!
でも、テレビでしか見たことないし、
祭りで怪我人や死者が出たとか、事故があったニュースとか、
岸和田の男はだんじりの時期は仕事を堂々と休むなどの噂話しか聞いたことがなかった。
見てみたいけど、何だか怖くて、その時期の岸和田には近づけない雰囲気がなくはない。
しかし、『だんじり会館』ならいつでも気軽に入れる。
城下町の風情を感じさせる会館は、1F〜4Fまで、まるごと『だんじり祭り
入ってすぐに、実物のだんじり

見上げる程の迫力あるだんじり。赤い提灯がとっても綺麗!
見るだけでもワクワクする感じ。

彫り物は繊細で見事な芸術!

2階からもだんじりを見下ろす。

だんじりの資料や情報は当然沢山あるけど、だんじり会館でとても面白かったのは二つの映像コーナー!
1Fのイベント広場では、30分ごとに、27面の大型マルチビジョンによる映像と音で、
祭りの熱気や力強さに接することができる。

だんじり祭り」の迫力が臨場感いっぱいに再現されている。

効果的な繰り返し映像も印象的。
もうひとつ、4Fのミニシアターにある「3Dだんじりビジョン」も凄かった!

3Dメガネをかけて見る、立体映像の飛び出すだんじり
さらに足元からは、効果的な振動音で、これまた超リアルで血が沸く!
だんじりに自ら参加したような熱い気持ちになりました〜☆
最新映像と音響で、ここまで楽しませてもらって嬉しかったです。
もう、本物見なくても充分かな…と、ちらりと思う。

だんじりの屋根の上に乗る「大工方」の気分が味わえる体験コーナーもあり。
鐘や太鼓もあり、体験用のはっぴなども置いてあったが、
ここでやっていたのは、地元らしき中学生くらいの男の子たち。

未来の祭りの華になるべく練習かな?
みんな上手に鳴り物鳴らして、ポーズを決めていました。
だんじりの上に乗っても滑らないように、屋根の上は畳になってたのね〜
2015年のだんじり祭りは、もうすぐ
9/19、20と、10/10、11。(それぞれに試験引曳きもあり)
だんじり会館だけでも、こんなに心躍ったんだから、本物はずっとずっと凄いんだろうな〜
やっぱり、『だんじり』ホンモノ見たいかも〜(笑)

岸和田市では、周辺の観光地として、
コシノファミリーゆかりの地、コシノ洋装店や商店街、朝ドラのロケ地の紹介もありました。