真夏の若狭路(4)小浜の町並みと、国宝のお寺「明通寺」

小浜市には古い町並みが多く残されている。

朝、海岸通りの無料駐車場に車を停めて、町並みを散策。

重要伝統的建造物群保存地区「小浜西組」
風情ある町屋が並ぶ。
かつてお茶屋街であった「三丁町」

狭い路地を挟み、紅殻格子や出格子の家や料亭が軒を連ねる。
三味線の音が流れてきそうで艶があり、風流で情緒的。
今は静かだが、「ちりとてちん」のロケ地のひとつであったらしい。

さらに、小浜の見どころのひとつとして、
内陸部の東小浜を中心に、いいお寺や神社が林立していること。
歴史が古く、貴重な文化財の宝庫。魅力的な仏像もいっぱい!
ゆえに若狭おばまは「みほとけの里」ともされる。
イカー以外でも、レンタサイクルや観光タクシーも充実しており、これらを利用してお寺巡りをすることができる。
9つあるお寺全部見たかったけど時間の関係で、一つに絞る。
行ったのは、 「明通寺(みょうつううじ)」

806年坂上田村麻呂によって創建。
中でも日本海髄一の国宝・三重塔が有名。

本堂も国宝。

古刹って感じで、建物の渋さがとてもいい!
本堂の中に入ってお参りする。
若いお坊さんがお寺や仏像について分かりやすく解説してくれた。
苔生し、老杉が茂り、幽玄な雰囲気の明通寺。

夏の朝、爽やかないい時間を過ごすことができました。

鐘楼横のお花にとまる蝶(黒いアゲハチョウを久々に見た)

前日、小浜ではマーメイドテラス近くの「やまね」に宿泊。

小浜湾の夕日が綺麗でした。

塗箸の産地でもある若狭小浜。
宿でもらった割引クーポンがあったのでお箸の館「箸匠せいわ」でお箸も買いました〜

今回、初めて聞いたのだが、
日本遺産というのがあって、その認定第1号が、
「海と都をつなぐ若狭の往来文化群」御食国(みつけくに)若狭と鯖街道
になっているみたいね〜