新緑の多田銀銅山と、長谷牡丹園

道の駅いながわ「蕎麦打ち体験」の前日に立ち寄った、猪名川町『多田銀銅山』

多田銀銅山は、北摂地域にわたり鉱区が広がる鉱山であり、
奈良時代東大寺大仏建立の際に、ここで採掘された銅が使用されたと伝わるほど歴史は古い。
(近いけど、行ったことがなかった)
多田銀銅山入口の「悠久の館」に車を停め、館内の展示物を見る。
(入館無料)
鉱石、鉱山道具、多田銀銅山の模型、絵図面、古文書などあり。
悠久広場は、明治時代に操業された「堀家精錬所」の跡地。

レンガ建造物の遺構や復元展示を見ることができる。
「悠久の館」で周辺マップを貰い、整備された遊歩道を散策。
銀山橋を渡り、新緑の中を軽くウオーキング

この時期、あちこちで野生の藤の花が薄紫に咲き誇っていた。
奥の方まで歩いて行けるようだが、しんどいので、
銀山地区で中ほどの、最も見るべきであろう「青木間歩(あおきまぶ)」まで行く。
(徒歩15分くらい)

多田銀銅山で唯一、坑道内を体験できる場所。
照明設備があり、AM9時〜PM5時まで自由に見学できる。
坑道は江戸時代に「間歩」と呼ばれていたらしい。

奥行52m。
妙な人形とか置いてなくて、あんまり観光地していない素朴なところがいい。
坑道の壁には青色の銅鉱脈も見れて面白かった。

青木間歩では、この削岩機を使った機械掘りの坑道と、
江戸時代の手掘りの露頭堀りの両方を見ることができる。
これが、手掘りの穴!

気が遠くなりそう…悠久って言葉が沁みるな〜
銀銅山の安全を願った金山彦神

銀山代官所の門

ほのぼのした石像もちらほら見かけました。

多田銀銅山の後は、
牡丹の花の季節ということで、宝塚市の奥、『長谷(ながたに)牡丹園』に立ち寄る。

入園料300円。臨時駐車場あり(無料)

全国13地区の里帰り牡丹と、宝塚の牡丹の競演。

華やかで、一輪ごとに存在感のある牡丹。

目にも色鮮やかな牡丹。

美しく咲いてはいたが、
個人的には、去年見た長岡京市の乙訓寺の方が好きかな〜
牡丹を見た後は、猪名川町に戻り、高原ロッジ・メープル猪名川で宿泊。

緑あふれる里山の中、めっちゃ静かな宿。
聞こえるのは蛙と鳥の鳴き声くらい。
天然ラドン温泉・豊寿の湯に浸かって、のんびり山の景色見ながら猪名川の晩御飯頂きました。

朝食には、焼き立てあんぱんも付いていて、ほっこり♪

混雑を避けて行った、猪名川里山
爽やかな新緑に癒されました〜☆