但馬ちょこっと旅(3) 「余部鉄橋 空の駅」からの眺め

湯村温泉を出発して日本海側へ向う。
香美町香住の「余部鉄橋(あまるべてっきょう) 空の駅」へ。

明治45年に建設された東洋髄一の鋼トレッスル橋・旧余部鉄橋
2010年に架け替えが行われ、現在の余部橋梁はコンクリート橋。
2013年に鉄橋の一部が展望施設として生まれ変わった。

まず、橋の麓の「道の駅あまるべ」に車を停める。

余部橋梁の下は鉄製の橋脚が残された公園になっている。

整備された階段や坂道を10分程登る。
(結構傾斜はきつい)

徐々に展望が広がっていき、高さ40mの空中の駅へ。

枕木やレールがそのままの旧線路が残されていて、じかに歩いて展望台へ。
線路を歩くって、ノスタルジックな気分〜

現在の線路に並んで延びる展望台。
余部鉄橋が実際にここにあったんだと思うと感慨深い。
日本海の美しい景色を見ることができる。

周りには橋以外に何もないので、浮遊感あり。
展望台の端っこは足元が網状でスケスケ〜これ、かなりドキドキもん!

展望台の先端は遠路が途切れる!
現実離れした不思議で怖い風景。

(実は…手前にちゃんと柵あり!これはフェンスの隙間から撮影したものです。)
展望台からさらに山を登って(5分くらい)、撮影ポイントに到着。
余部鉄橋全景と日本海の見渡せる最高のビューポント!

トンネルの手前の線路が湾曲しているのは、以前の橋から横に移動した為…
そんな感じがよくわかる。

余部橋梁を上り下り合わせて1時間に1〜2本くらい通過する山陰本線
さらに電車にも乗ってみた。

ホームのベンチは旧鉄橋の一部。
空の駅のすぐ横の「餘部駅」から乗車。

電車の中は普通だけどね。

一駅だけ乗車して、高い橋から日本海を眺め、余部橋梁を楽しむ。

トンネルをくぐって、あっという間に隣の「鎧駅」に到着〜
ゆる〜い鎧駅がまたいい感じ。
餘部駅鎧駅無人の駅。

こちらも海側は美しい風景。

15分くらい鎧駅で過ごして、反対向きの電車に乗って帰る。

電車で行ったり来たり『ちょこっと鉄ちゃん』楽しみました♪
こんな風に、餘部駅では一駅乗って帰るプランの時刻表が案内されているし、
鉄橋の下にも時刻表があった。
電車の通過時間に合わせて、空の駅に登ることもできるね〜

ただ、思い出すのは20数年前の余部鉄橋の事故…
とてもショッキングで、忘れられない。
冥福を祈りつつ、新しくなった余部橋梁の絶景を眺めました。
そんな思いゆえか、一層日本海の美しさが心に染みる余部鉄橋 空の駅でした。