夏の瀬戸内旅(1)ノスタルジックな港町・鞆の浦歩き

7月下旬、3泊かけて瀬戸内を旅する。
広島県福山市鞆の浦(とものうら)から。

古くより潮待ち風待ちの港として栄えた鞆の浦
崖の上のポニョ」の風景のモデルとなった憧れの港町。
山陽道山東ICから約30分で到着。
まずはお昼ごはん♪
活魚料理の「千とせ」

鞆の浦名物・鯛料理を軽めにいただく。
夏期限定の冷たい鯛茶漬け

冷汁っぽいお味噌汁をかけて食べる。さっぱりと美味しい♪
鯛のかぶと煮定食

煮魚も鯛めしもいいお味♪
お腹を満たして鞆の浦の街歩き。

鞆の浦のシンボル『常夜灯』!

船着場の石段(雁木)にぐるりと囲まれた港の風景がとても素敵!

穏やかな瀬戸内の海と漁船。

日本の原風景って感じで、ほっと優しい気持ちになる。
常夜灯、雁木、波止場、船番所跡、焚場跡と、江戸時代の湾岸施設5点が揃って現存しているのは鞆港だけとのこと。
 
坂道をちょっと登って、高台にある福禅寺の客殿「対潮楼」へ
拝観料200円

窓がオープンなお座敷はとっても気持ちいい。
瀬戸内海に浮かぶ弁天島仙酔島などが一望!

江戸時代、朝鮮通信使が「日東第一形勝」と称した絶景。
窓枠が額縁となって、まるで美しい絵画!!

細い路地が迷路のように入り組んだ町並みは風情がある。

江戸時代から昭和初期の面影を残す商店や看板も多い。
鞆の浦の名産品・保命酒(養命酒の元祖)のお店は現在4軒あり、どれもレトロ〜

今は製造していないが、その昔財をなした保命酒の豪商の邸宅跡「太田家住宅」へ
入館料は400円だが、しっかりと解説してもらえる。

坂本龍馬にもゆかりのある鞆の浦
幕末、紀州藩の軍艦「明光丸」と海援隊の「いろは丸」が鞆の浦沖で衝突。(いろは丸事件)
この時、賠償交渉が最初に行われたのがここ鞆の浦
常夜灯そばの蔵を改装した「いろは丸展示館」も観る。

龍馬が海援隊とともに過ごした屋敷・枡屋清右衛門宅。

歴史的文化遺産もぎゅぎゅっと詰まった鞆の浦
「けんちゃんのいりこ屋」で美味しいイリコも買いました。

瀬戸の港町と猫ってよく似合うな〜

いるだけで癒されて、どこを切り取っても絵になる鞆の浦でした〜☆