赤くキレイになった平等院 レンタサイクルで回る宇治(3)

三室戸寺で紫陽花を見て「ロバ」でランチした後も、
チャリで宇治をうろうろ〜
宇治川に沿って自転車を走らせ、中洲へ行ってみる。

橘橋は階段があって自転車では行けそうになかったので、もう少し上流の喜撰橋から渡る。

中の島には十三重の石塔や、宇治川先陣の碑などがあった。
朝霧橋から対岸に渡ろうと思っていたのだが、こちらも階段で自転車ではムリだったのでUターンする。

(ちょっとした自転車の壁を知る)
再度宇治橋を渡り、宇治神社に軽く立ち寄って、

行きたかったのは、宇治上神社

世界遺産であり、平安後期の本殿は現存する日本最古の神社建築!
寝殿造りの様式を伝える拝殿は鎌倉初頭のもの…と、非常に歴史のある神社らしい。

・・残念ながら、改修中。
仮拝殿でお参り。

本殿は見ることできなかったが、歴史ある風情は感じる事ができました。
世界遺産とは思えないほど小さい神社で、それがまた奥ゆかしくて好ましいかも〜

境内には宇治七名水の一つ、「桐原水」がある。(手洗いだけで、飲むことはできないが)

宇治橋の袂の「駿河屋」の抹茶ソフトで涼をとる。
お店の外から買って、店内の席で食べて休憩。

次は、宇治一番の観光スポットであり世界遺産平等院へ向かう。
入園+鳳翔館 (平等院ミュージアム)で600円

平等院鳳凰堂平成24年9月から今年3月まで、屋根葺き替えと塗装の改修工事が行われた。
この春から美しい姿がまた見られるようになったため、平日でも結構な人出。
修学旅行生や外国からの観光客も多く賑わっていた。

「平成の大改修」では、建物全体を赤く塗り、鳳凰に金箔を施すなどして、
平安時代の創建時の姿に近づけたとのこと。

小学校の修学旅行も含め、平等院へ行くのはこれで4回目。
しかし、これまでは渋い色合いの枯れた雰囲気の平等院しか見たことなかったので、
こんな鮮やかなのは始めてで、とても新鮮!
なんか別物のようでした〜
で、過去に撮った写真を引っぱり出してきて鳳凰堂を比較してみる☆
【5年前】↓

【現在】↓

賛否両論はあるみたいだけど、優美な形はそのままで、より極楽浄土に近づいたみたいに思えます。
平等院に入園するのに待ち時間はなかったが、この日、鳳凰堂内部拝観は1時間待ち。

園内で、別途、鳳凰堂内部拝観のチケット300円を買う。
指定の時間に決められた人数が集合場所に集まるシステム。
20分後ごとに50名で、その日の定員になると終了。

並んで待つわけじゃないので楽だし、
鳳凰堂を外側から観賞して、平等院ミュージアム鳳翔館をじっくり観て、
園内を散策していたら1時間過ぎたので、時間的にはちょうどよかったかな〜

鳳凰堂内部拝観ではガイドさんが案内と解説をしてくれる。
靴を脱いで、国宝の中に入るって凄いことだと思う。
本尊阿弥陀如来坐像の堂々たること!
装飾も凄い!
外側は赤く華やかになった鳳凰堂だけど、内部は渋く深みのある色合いで長い長い歴史を感じる。
価値ある鳳凰堂内部拝観でした♪
鳳凰堂に入らなくても、正面に立ちじっくり見ると、
池の向かいから阿弥陀様の慈悲深いお顔をわずかながら拝見することができます。

平等院の宝物類を保存展示している鳳翔館は、現代的な美術館みたいでセンス良く、とっても素敵。

中でも、空中供養菩薩像の部屋が好き。
ミュージアムショップのグッズも、以前行った時より更に進化していた。
ありがた〜い菩薩像柄のふきふきスマホポーチ購入♪

平等院を出た後は、参道の「稲房安兼」の茶団子をお土産に買って帰る。
自転車で揺らしたので、おだんご寄っちゃったっけど…

無理なく楽しい宇治観光でした〜☆