夏の鹿児島(5) 鹿児島名物の工場見学〜薩摩半島へ(山川・長崎鼻)

仙厳園周辺を観光した後は、薩摩半島の南端・指宿に向かう。
鹿児島市内から国道226号を経由して指宿市まで、車で約1時間半なのだが、
気になる所でちょこちょこ寄り道したから、結構時間がかかった。
産業道路沿いの昭和製菓「薩摩庵」

「かるかん」と「さつまあげ」の製造工場&ショップ
かるかん製造方法を見たり

大量のさつまあげ見たり

出来たてを試食したり

お土産見たり

かるかんにはあまり馴染みはないけど、さつまあげは好き♪
鹿児島のさつまあげは甘めで味がしっかりしていて美味しいよね。
次は、同じ道沿いで近くの薩摩芋焼酎の蔵元「さつま無双 無双蔵」へ。

さつま無双の醸造元であり直営店併設
製造方法の展示

こんなにいいの?ってほど、焼酎の試飲もガンガンできる。

薩摩庵も無双蔵も、駐車場が広く観光客オーライな感じで入りやすかった。
海沿いをひたすら南に走る。
途中の喜入では、国道からJX日鉱日石石油基地が見えたが、すごい規模に驚いた。
遠くから見ても石油タンクの大きさや数に圧倒される。
エネオスのCMに出てくる場所。
喜入基地の原油タンクは735万KLの貯油能力あり。
日本国内の石油使用量の約2週間分。(2週間ってあっという間なんだけどな…)
ちなみに国家備蓄は5,000万KL、民間備蓄量は内需量の70日分の備蓄が義務付けられている。
(数字が大きすぎてピンとこないけど。)
指宿市内に入った後、一旦指宿駅を通過して、隣の駅の山川まで行く。
山川から枕崎にかけてはカツオが有名!
山川港の道の駅は、その名も「活お海道」
Mさんに教えてもらったお店、山川駅前で海のすぐそばの食堂・旅館「くりや」へ。

2Fは大衆食堂っぽい気軽なお店。海もよく見える。

名物のかつおのたたき

たまねぎスライスたっぷり〜
粗めに刻んだ生姜&にんにくを絡めていただきま〜す♪

新鮮だから、カツオの臭みもなく、しっとり!
今まで食べてきたかつおのたたき(青葱、にんにく、生姜を乗せてぽん酢で食べていた)と何か違う!
タレが甘酢っぽい感じだから!
玉葱とよく合って、食べ応えあって、とっても美味しかったです♪
くり屋からすぐそばの田村合名会社にも寄って芋焼酎『純黒』購入。

鹿児島には芋焼酎が数多くありすぎて何を買ったらいいか分からなかったので、
Mさんオススメのを買ってみたけど、『純黒』まろやかで美味しかったです♪
さらに、南へと走り、薩摩半島最南端・長崎鼻へ!
(九州の最南端は大隅半島佐多岬であるが。)

近くには、「長崎鼻パーキングガーデン」や「フラワーパークかごしま」があったが、あんまり人はいない感じだった。
長崎鼻の手前にある竜宮神社

竜宮伝説がある地は多いな。

先っぽの灯台まで歩いて行く。

道はちゃんと舗装されているのだが、あちこちに危険を知らせる看板あり。

落ちるとこりゃたいへん〜

長崎鼻から見た開聞岳

薩摩長崎鼻灯台に到着。

灯台の先の潮溜まり。みごとに誰もいない海。

自生しているソテツがたくさん見られた。

ソテツのほとんどは熱帯や亜熱帯に生育しているのだが、このあたり一帯は「ソテツ自生地の北限」!
学術的に貴重なものであることから、国の特別天然記念物に指定され、
勝手に採るのは法で厳重に禁じられているらしい。
南国ムードで暗くはないけど、
果て〜って感じの薩摩半島最南端でした〜☆