夏の鹿児島(1) 霧島神宮と塩浸温泉〜龍馬の新婚旅行めぐり

写真とパンフレットの整理を兼ねて、
去年アップできなかったものを思い出しつつ書き留める。
2013/7月、鹿児島旅行
伊丹から鹿児島空港へ。
まずはレンタカーで30分くらい走り、霧島神宮

建国神話の主人公である瓊々杵尊ニニギノミコト)を祀った霧島神宮は、
鹿児島のパワースポット!
霧島山の噴火による焼失と再建を繰り返し、現在の地に移ったのは500年ほど前。
老杉に囲まれた朱塗りの本殿をはじめ、建造物のほとんどが重量文化財であり、
南九州最大の規模と歴史を誇る古社。
南国の社らしく、古木の緑がとても濃い!

参道の向こうに見える本殿
空気が清々しくて、神聖な雰囲気がとてもいい♪♪
高温多湿の気候のせいか、手水舎はびっしりと苔生す。

江戸時代後期の名工岩永三五郎作の石の龍。
暑い日だったが、霧島の湧き水が冷た〜い。
格調高い朱塗りの社殿は荘巌かつ豪華絢爛な姿

あでやかで美しい神社は西の日光と称せられるらしい。
堂々たるご神木

霧島神宮坂本龍馬がお龍とともに訪れた記録がある。

古代天孫降臨伝説のある高千穂峰(宮崎県高原町)の麓に位置する霧島神宮
高千穂峰霧島連山の主峰で、山頂には「天の逆鉾(あまのさかほこ)」が立っている。
これを龍馬が引っこ抜いて、お龍と大笑いしたという。(ドラマでは見たけど…ちょっと罰当たり?)
以前行った宮崎県北部の高千穂峡(宮崎県高千穂町)と混同してしまいそうになったげど、
だいぶ違う場所だったことを知る。
九州には高千穂が2ヶ所あり、それぞれに天孫降臨の伝説がある。
江戸時代の国学者本居宣長は「初めに西臼杵郡の高千穂に、そして霧島山に遷った・・・」と二説を唱えたとのこと。

神の降りる地というだけあって、心洗われる神聖な空気に通じるものがありました〜☆

霧島神宮鹿児島空港とのほぼ中間地点にある「塩浸温泉龍馬公園」

霧島の地で、龍馬とお龍が18泊と最も長く滞在したのが塩浸温泉
寺田屋で深い傷を負った竜馬が、小松帯刀西郷隆盛の紹介でここを訪れ、湯治したといわれている。

現在、塩浸温泉には温泉宿はなく
塩浸温泉龍馬公園として、入浴施設と公園、資料館等の施設がある。

二つの源泉を楽しむ事ができる究極シンプルな温泉。
入浴料360円

トロミと独特の匂いがして、効能あるいいお湯!

いかにも傷に効きそう〜!
とっても気持ちよかった♪♪
龍馬資料館「この世の外」と、縁結びの足湯(…?)

緑深く風情ある階段は龍馬の散歩道

二人は坂道を登って、犬飼滝や和氣神社(当時は祠のみ)を散策したらしい。

龍馬にとって、霧島での日々はほんとうに楽しく幸せなひとときであったであろう。
日本最初の新婚旅行に思いを馳せました〜☆

霧島山麓のお水はどれも美味しい!
暑かったのでいろいろ飲んだけど、中でも好きだったのはコレ♪
関平鉱泉塩浸温泉公園の自販機で買う)