陶板名画の多さにお腹いっぱい「大塚国際美術館」 徳島鳴門

鳴門で観潮船に乗り、徳島ラーメンを食べた後は、
鳴門公園内の大塚国際美術館へ行く。

広〜い専用駐車場は少し離れた場所にあり、随時シャトルバスで送迎してくれる。
大塚国際美術館は、日本最大級の常設展示スペースを持つ「陶板名画美術館」

世界中の名画や礼拝堂壁画など1000点以上が原寸大で複製されている。
複製の方法が、特殊技術による陶板への焼き付けであり、これが唯一無二の特徴。
世界初の陶板名画美術館である。

山の傾斜のを利用した建築であり、地下3階〜地上2階

とにかく、めっちゃ広い!

世界25カ国、190余りの美術館が所蔵する名画の陶板。
「どうせ、ぜーんぶレプリカでしょ!」と、
正直初めからあんまり期待せずに観ていたが、
あまりの数の多さに、
もぉ〜お腹いっぱい!!
世界中を旅するようで、大塚国際美術館は予想上以上にすごかった。

古代遺跡や教会などの壁画を、環境空間ごとそのまま再表現した展示では、とても臨場感あり。

世界の名画では、古代から現代に至るまでの西洋美術の変遷が、
美術史的に理解できるように系統立てて展示されている。

美術の教科書に載っていたような絵画はぜーんぶ揃ってるし。

楽しかったのは、自分の好みの絵画の前で記念撮影できること。
館内はどこでも記念撮影可(フラッシュ・三脚は禁止)

絵画と同じポーズしてみたり…遊べる。
自ら移動しながら解説してくれるロボット「アートくん」もよくできていた。

印象に残ったのは、スクローヴェニ礼拝堂の青の綺麗さ。

陶板ゆえ表面はつるんとしているから、絵の奥行きとかは感じられない。
それでも、構図や色、原寸大での存在感は、しっかり見る事ができた。
今まで美術館で本物を見た絵画もあり、思い出すこともできた。

本物の絵画は年を経ることで、どうしても退色劣化を免れないが、
陶板に焼き付けてあると、約2000年はそのままの色と形で残るらしい!
文化財の記録保存においても、貢献しているとのこと。
すばらしい技術だと思います。

他にはない、個性的な「大塚国際美術館」でした〜☆
大塚国際美術館
徳島県鳴門市鳴門町 鳴門公園内
088-687-3737