丹後半島ぐるり(1)「伊根の舟屋」遊覧船と美景観

先月行った丹後半島ぐるりのちょこっと旅
今回の一番の目的は「伊根の舟屋」の漁村風景を見ること。

丹後半島の北東側に位置する京都府伊根町
伊根湾周囲5kmに並ぶ舟屋集落をテレビで見て、
その素朴で独特な景観を実際に見てみたかった。
「伊根の舟屋」は、漁村として初めて国の重要伝統的建築物群保存地区に選定されたらしい。
まさに日本の原風景が残る海に一番近い町。
まずは、舟屋を海上から眺めるために『伊根湾めぐり遊覧船』に乗る。
(乗船料660円)

かもめのエサ(=普通のかっぱえびせん。余ったら自分で食べることができる。)を100円で買う。

約30分の伊根湾クルージング
初めに驚いたのは、おとなしく海に浮かんでいたかもめが

出発した船についてきて、すぐそばで乱舞すること!

お客さんから投げられたかっぱえびせんを奪い合う。

予想外の迫力でした!
舟屋も見えてくる。

美しい海の青、美しい山の緑。
かもめが休憩。
 
穏やかな湾の中、伊根の舟屋が一望できる。
 
『舟屋』とは、二階建ての船のガレージのこと。
一階部分は舟置き場、二階部分が住居スペースになっている独特な建造物で、漁師さんのお家。

伊根湾を取り囲むように舟屋が約230軒建っているらしい。
生活感も垣間見られ、ゆるく懐かしい雰囲気が漂う。

海面はキラキラと細波立つだけで、あくまでも優しい。
海ギリギリに立ち並ぶ舟屋群はまるで海に浮かんでるみたい。
どこからが陸でどこからが海??
不思議な感覚にもなる。
陸に上がり、海沿いの細い道を車で進む。
舟屋群の真ん中あたりの駐車場に車を泊め、近くを散策。

波止場から舟屋を眺める。

いりこの匂い〜と思うと、日なたでは煮干を干していた。

イカ釣り船と舟屋。

絵を書く人や、写真を撮る人がちらほら見受けられた。
絶対、絵になりそう!
ゆったりと水彩絵の具使って、写生なんぞしてみたくなる。
日本人の心の奥の旅情をくすぐる「伊根の舟屋」でした〜☆
ちょっと小高い場所にある道の駅舟屋の里公園からも、素晴らしい眺めを楽しむことができた。

舟屋群一望〜日本っていいなと思う☆

舟屋のゆるキャラは「ふなやん」でした。