雪の山代温泉(4) 魯山人寓居跡いろは草庵

「レディー・カガと歩く 湯の曲輪ミニツアー」の時には外観を見て説明を聞いただだった、
「魯山人寓居跡いろは草庵」に入る。
入館料500円

北大路魯山人は書家、美食家、陶芸家、料理人、など多くの肩書きを持つ昭和の文化人。
山代温泉と深い関わりがあった。
魯山人は多才な才能を旅館吉野屋の主人に見込まれ、
旅館の離れに住まいながら、看板を彫り、舌を肥やし、九谷焼名工須田菁華から陶芸の手ほどきを受けた。
その離れが、現在いろは草庵として再現、公開されている。
大正4年の秋から約半年間生活した場所。
山代の旦那衆達と語り合った囲炉裏の間

刻字看板を彫った仕事部屋の机

まるで今、彫ってるみたい。

何だか魯山人の息使いが聞こえてきそう〜
書や絵を描いた書斎

茶室

書や絵を描きながら眺めたお庭

キレイなロビーで熱い加賀棒茶とお菓子をいただいて、ほっと寛ぐ。

どことなく文化的な香りのする静かな庵でした。
山代温泉は、その昔、戦国武将の明智光秀が傷を癒しに湯治に訪れたらしい。
与謝野鉄幹与謝野晶子泉鏡花吉井勇などの文化墨客も好んで訪れたとのこと。
「山代の いで湯に遊ぶ 楽しさは たとえて言えば 古九谷の青」by与謝野晶子
「夢もおぼろな山代温泉」by泉鏡花
温泉ながら、風流やな〜
いろは草庵で見つけたポスター

うんうん。なるほど〜☆