舞鶴観光(2) 赤れんが倉庫群

海軍ゆかりの街でもある舞鶴
旧海軍の主要施設の多くが赤れんが造で建てられたため、舞鶴には多くの赤れんが建造物が残されている。

それらの建造物は、舞鶴市の近代化を象徴する歴史的遺産であり、戦後も民間や行政機関に受け継がれている。
市役所周辺の国道沿いには12棟の旧海軍の煉瓦倉庫群が残っており、そのうち7棟が国の重要文化財に指定されている。

「海軍ゆかりの港めぐり遊覧船」のりば近くの赤れんが倉庫群あたりを散策する。

記念館や博物館の棟もあり見学できる。
市役所のすぐお隣。
このあたりの赤れんが倉庫群で映画「男たちの大和」のロケが行われたらしい。

歴史と趣きのある美しいれんがの建築物
風雨に打たれた赤れんががエキゾチックな雰囲気を醸し出す。
明治・大正時代にタイムスリップしたような気分になる。
れんがの赤色を通した、海の眺めもいい。

ちょっと素敵な風景も見つけた。

整備中のものもあるが、多くの赤れんが倉庫はの中がキレイに整備されていて、入ることができる。

ショップになっていたり、イベントのできるホールになっていたり、観光用としても様々に活用されている。

倉庫内のカフェ「jazz」でひと休みして、お昼ごはん。

海軍カレー

海軍肉じゃが丼

どこへ行っても、「海軍=カレーor肉じゃが」やな〜
舞鶴市立赤れんが博物館に入る。

入館料300円(引き揚げ記念館と共通なら400円)
煉瓦をテーマとした珍しい博物館
博物館そのものが、もとは旧海軍の魚雷庫であり、本格的な鉄骨構造の煉瓦建築物としては日本最古級のものである。

煉瓦の歴史や、世界の煉瓦、日本での有名煉瓦建築物模型などあり。
ホフマン窯を再現したコーナーが印象的だった。
共通券を使用して、舞鶴引揚記念館にも行く。
(赤れんが倉庫群から車で約10分)

旧ソ連での悲惨な抑留生活や、引揚の様子などを展示。

昔の歌でしか知らない「岸壁の母」の世界だった。
見て明るくはなかったが、舞鶴で引揚港としてこのような史実があったのだと知る。

ついでに、引揚再現桟橋に立ち寄る。

今は何もなかったように穏やかに煌く海。
行った日はちょうど終戦記念日だった。恒久の平和を祈った。