神の島・宮島(1) 厳島神社 広島

広島市街から廿日市の宮島口へ移動。
フェリーで10分、宮島へ渡る。

宮島は日本三景のひとつで、周囲30kmの小さな島。
厳島神社や霊峰・弥山など島の14%が世界遺産に登録されている。
古くから島そのものが信仰の対象とされ、「神をいつきまつる島」として崇められていた。

観光するには宮島口桟橋から人だけ船で渡るパターンが多く、その方が経済的で便利だが、
宮島泊であったので車ごと渡った。
(人だけなら片道170円だが、車を乗せるとフェリー代は結構高い。)
宿に車を置き、歩いて厳島神社へ。

海上に立つ大鳥居を岸から眺める
鹿があちらこちらにいた。

さすがの世界遺産、夏でも観光客は多い。

厳島神社に参拝(拝観料300円)

平安の栄華を今に伝える寝殿造りの社殿

神社内は基本的に一方通行。
曲がりくねった廻廊をぐるぐる回る。

朱塗りの柱の色合いも華やかで、芸術的。

今見ても、海に浮かべるように建てるという発想が斬新だし、すごい。
社殿の足元の基礎はシンプルで、建物の重さだけで建っている。

廻廊の床の隙間は、高潮時に押し上げてくる海水の浮力を弱め、床上の水を海へ流す役割をもっているとのこと。
行った時は干潮時だったのでひたひた感はなかったが、海の香り(海草の匂い)がプンプン〜
海と社殿、大鳥居

舞楽が奉納される高舞台

背景である弥山の緑色に、厳島神社の朱色が映える。
凛々しい狛犬

はっと目に美しく、心に残った厳島神社でした〜☆