谷根千めぐり(6) 東京芸大アートプラザと黒田記念館

谷根千エリアから東側、上野桜木方面へ。
美術館や博物館がたくさんあり、文化の薫り高い地域。
東京芸術大学の中に入る。

お寺みたいな歴史ある門(前身である東京美術学校の玄関)と、そこにあった木像
(仁王門を想像してしまう…)

東京芸大での目的は藝大アートプラザ
東京芸大の教員や学生さんが製作したりデザインした作品が販売されていて、
一般の人が気軽に入って見ることができる。

若く新鮮な感覚が溢れる。
芸術的な絵画や工芸品(ちゃんとそれなりの値段がついている)もあるし、
ポピュラーな芸大グッズやアクセサリー、雑貨、関連本などバラエティーに富む。
高額なものもあるが、プチプライスのものもあり、見るのが楽しい。
ガラス工芸で作られた爽やか色のピアス購入♪

東京芸大の横には、東京国立博物館管理下の黒田記念館があった。
歩いていて、たまたま黒田記念館が開館しているのを知り、入館する。

日本近代洋画の父ともいわれる画家・黒田清輝の記念館であり、
黒田清輝の生涯と芸術を、貴重な作品や様々な資料をもって紹介展示している。
昭和初期には館内に美術研究所が設置されていた。
黒田記念館は木曜・土曜13:00〜16:00のみ公開で、入場無料。
(ただし、耐震工事のため平成24年4月12日から休館していて、公開の再開日は未定。)
代表作「湖畔」は美術の教科書で見たことがあるわ!
優しく美しい絵。

「湖畔」以外にも多くの作品を興味深く見ることができた。

さらに、建物は登録有形文化財であり、中も外もレトロモダンでとっても素敵♪
早くリニューアルされて再公開される日が来るといいな〜
こんな素晴らしいものをタダで見ることができるなんて、
東京ってやっぱりすご〜い☆
近くの国立こども図書館も、優美で重厚な歴史ある建物。
どう見ても、こどもの図書館とは思えないよなー

根津の近くの森鴎外旧居跡は、水月ホテル鴎外荘となっている。
鴎外が執筆していた和室は舞姫の間となり宴会ができるし、
鴎外温泉なるお風呂に入ることもできる。

確かに文化の薫り高いんだけど、ちょっと不思議な感じ〜(笑)