姫路城 大天守修理見学施設「天空の白鷺」 姫路

世界文化遺産であり国宝の姫路城
日本の築城技術が最も高まった江戸時代初期に造営、完成された城郭建築。
壮麗な連立式の天守閣群をはじめ数多くの建物が築城当時のまま美しい姿で残る唯一の城として、非常に価値が高く、かけがえのないものである。
優美な姫路城が今日まで見られるのは、長い歴史の中で奇跡的に一度も大きな戦や災害に遭わなかった事と、
多くの人々が熱意を持って保存・整備してきた結果。
現在、姫路城大天守保存修理中。

漆喰塀の塗り直しや屋根瓦の葺き直しを中心に約5年をかけて大規模な工事が行われている。
だから、姫路城見れない?行ってもしょうがない?
いえいえ!!
修理中だからこその、
姫路城大天守修理見学施設「天空の白鷺」を見ることができた。

(見学期間:2011年3月〜2014年春頃)
入場してすぐ、エレベーターで8Fの天守閣最上層(屋根ゾーン)まで一気に上る。

同時に、エレベーターの窓から工事現場が見れ、テンションも上る。
結構高い天守閣。姫路駅前が見渡せる。

屋根修理を外側から間近に見る。(ガラス越しではあるが)

キャスター付き台車に乗ったしゃちほこ

工事中の臨場感あるなー

7Fからは壁面修理を見ることができる。

7〜8Fには保存修理に関する資料もいろいろ展示されている。
コミカルな柄の瓦!

しゃちほこ(レプリカ)と並んで、背丈と比較する

屋根瓦模型や漆喰壁工程再現で、構造がよく分かるし。
 
工事現場の雰囲気ゆえ?
お城の構造、資材など、普段は気にとめそうにない城郭建築に、なぜか注目してしまう。
1Fにあった、修理内容を紹介するミニチュア模型

人形の動きがイキイキしてるわー
伝統的な工法と、ゼネコンによる最先端の工事技術が同居した「天空の白鷺」
単なるお城見物とは違って、結構面白かった☆
「天空の白鷺」から出た後は、広い敷地の姫路城をぐるぐる回って西の丸に行く。

高低差のある長〜い「百間廊下」をずんずん進む

将軍徳川秀忠の長女千姫ゆかりの西の丸。

幼くして豊臣秀頼正室となるが、大阪落城の後、本多忠刻と再嫁して、姫路城で幸せに暮らしたらしい。
数多くの櫓や門は優美

瓦の柄も華やか

石垣はもちろん綺麗だし、

白鷺城の名の通り、工事中でも目に麗しい姫路城でした。

姫路城イメージキャラクターの「しろまるひめ」も可愛いね〜☆