生野銀山(2) 石に萌え〜と、ヒカゲツツジ 兵庫 朝来市

生野銀山には、観光坑道や露天掘跡の見学の他に、鉱山資料館など展示施設もある。
鉱山資料館に入ってみる。
生野銀山に関する資料が静かに展示されている。
昔の貨幣いろいろや、

明治時代、三菱が政府より生野銀山を買い取ったということで、ゆかりの品などあり。

私の目を留めたのは、鉱物標本

昔、小学生だった時、学研の科学やら学習の付録に付いていたいろんな石の標本が好きだった。
石の中にキラキラしたものを見つけると嬉しくて、夢広がった。
机の引き出しに大事にしまってあった、子供の頃の宝物。
いつのまにか興味もなくなってしまったし、どこへ行ったのかもわからない。
そんなノスタルジックな思い出が蘇る。
シリコン(珪素)の見事な塊。これが半導体や電池材料にもなる。

ありがたい立て札のついた錫鉱石、黄銅鉱石。

銀の鉱石はないのかな〜と思ったら、これはきっちりとケースに入って保管されていた。

鉱石って、宝物チックなのよね〜☆
石に萌え〜♪
レストハウスにある、金銀錫のすくい採り体験コーナー

係のおばちゃんが、すくいどりの説明をしながらお手本を見せてくれる。
これが、めちゃ上手!
おばちゃんのすくい技は、一見の価値があり!(私は見ただけやけど…)
行った日、生野銀山ではちょうど「へいくろう祭り」が開催されていて、会場となっていた駐車場には人がいっぱい。

楽しいイベントが行われ、お店もたくさん出ていて賑やかだった。

お味噌を買ったり、但馬牛の肉すいを飲んでみる(美味しかった!うどん入れたい〜)
生野銀山の坑道から駐車場にかけての斜面には、全国的にもめずらしいヒカゲツツジの群生がある。

例年「へいくろう祭り」の時期は、ヒカゲツツジが満開で、桜との競演が美しいらしい。
しかし、今年はまだまだ。(4/15現在で、桜も同じく3分咲き。)

それでも薄黄色の花が優しく清楚に咲いているのを見ることができた。
帰り際に見た、エントランスにある菊のご門柱

生野銀山のシンボルでもあるらしい)
明治9年に生野製鉱所が完成した時に設置されて以来の堂々たる門。

菊の紋章がが目立つ。

風格があり、風雨に打たれて色が渋くて、レトロモダンで素敵な石柱。
これもまた、石に萌え〜♪やな。