天空の城!日本のマチュピチュ「竹田城跡」と桜 兵庫 朝来市

世界遺産マチュピチュの遺跡はずっと憧れの場所。
でも、あまりに遠くて行けそうにない。
兵庫県朝来市にある「竹田城跡」が日本のマチュピチュと呼ばれるらしい…
(なんぼなんでも大げさちゃう?と思いながらも)
これは、行ってみたい〜♪
京阪神ドライブの本で見た、秋冬の早朝、雲海に浮かぶ竹田城跡の姿はまるで天空のラピュタのようだったし。
まあこれは見れないとして、桜シーズン真っ只中「竹田城跡」へ行く。
播但道和田山ICから程近い竹田の町
それを見下ろす竹田城跡は標高353.7mの山頂にある日本屈指の山城遺構
JR竹田駅から登山道が何コースかあるようだが、行ける所まで車で行きたいー
係員さんの誘導で、山腹の駐車場(第1・第2合わせて70台ほど、無料。マイクロバス用スペースもあり)に停める。
日曜の午後、観光客も多く、駐車場に入れるのに麓でしばらく待った。
狭い車道は、混雑時は一方通行になり、バスも通行するので、普通車はまとめてどどっと入山する感じ。
駐車場から綺麗に整備された道を歩いて山頂を目指す。

15分くらい歩く。
距離は短いが、高低差はかなり大きい。

城跡に近づくと階段も増え、なかなかハード。
息が切れてきた頃ようやくたどり着く。
疲れが吹き飛ぶ、爽快な眺め!

切り立った石垣から下を覗くと、街が足元に見えてスリルも味わえる。

最もテッペンの天守閣跡には、階段orハシゴを使って登る。

この眺めが最高!!

城郭、その下の麓の町や川、を一望。
山、空がそれらを囲む。
空中に浮遊している気持ちになる。

素晴らしいです!竹田城跡♪
石垣跡は遺跡っぽくていい。

マチュピチュには及ばないだろうけど、きっとこんな感じなんでしょうか?

桜はまだ7分咲き(4/15現在)

別名「虎臥城(とらふすじょう)」と呼ばれた竹田城は、室町時代中期に但馬守護の山名持豊が築城。
最後の城主・赤松広秀が豪壮な石積みの城郭を整備したと言われる。
関ヶ原の戦いの後、廃城となったが、堂々たる石垣は400年経っても圧倒される。
織田信長安土城や、姫路城と同じ穴太(あのう)積みによる石垣の見事さ。
(去年行った安土城跡のブログ→こちら☆
ワイルドな石垣に、萌え♪

竹田城跡の特徴として、縄張り(平面構成)のデザイン的な美しさがある。
天守閣を中央として、鳥が双翼を広げたように城郭が配置されている。

だから、お城そのものがなくても見ごたえがあるのね。
ペルーに行かなくても、大阪から約2時間で見ることができる天空の城「竹田城跡」
これはいい〜☆
別の季節でも行ってみたいな。