「草間彌生〜永遠の永遠の永遠」展での写真撮影可ポイント

中之島国立国際美術館で開催中(2012/1/7〜4/8)
「草間弥生〜永遠の永遠の永遠」展へ行く。

梅田(JR大阪駅前)から市バス(53・75系統)利用、田蓑橋で降りてすぐ。
電車と徒歩で行くよりずっと楽に行けた。
世界的な前衛芸術家・草間彌生
しばらく前から中之島を中心にあちこちで見かける草間彌生のシンボルである水玉の模様。

とにかく目立つ。
展覧会では、草間彌生の幻想的で現代的な作品が多く並ぶ。
草間彌生展では、展覧会では珍しく展示室内に、写真撮影可能な3つのポイントがある。
撮った写真を応募するコンテストイベントもあるみたい。
これはカメラ持参必須!
(でなくても、私はいつでも持ってるけどね…)
その1【大いなる巨大な南瓜】

瀬戸内海の直島にも似たようなものがある。本で見たことあった。
可愛いし、一度見たら忘れられない存在感あり。
その2【水玉の部屋(正確な名前が分からない)】

見事な水玉の世界。ここは、どこ?私は誰?って感じになる。

ポップで楽しいが、ずーっといると、気が変になるかもしれない…
その3【チューリップに愛をこめて、永遠に祈る】

キュートさと怖さが同居したチューリップの部屋。異次元の世界やなー
(人が写らない様に撮影するのは、タイミングが少々難しい)

さりげなく草間彌生さんのサインもある。

写真撮影可だけど、フラッシュはダメよ〜

記憶にも強く刻まれ、写真にも残って、撮影可ポイントあるのは嬉しい♪
そして、撮影可ではないが、絵画の展示はとても数が多い。
モノトーンのものから、鮮やかな色彩のものまで物凄い数。
四角のキャンバスに描かれた自由な世界。
それぞれの絵に愛の満ちたネーミングがなされているが、意味としては理解不能のものが多い。
だから、お洒落な風呂敷を見る感覚で楽しんだ。
好みの風呂敷は、コレ〜!みたいな。
草間柄の折り紙と、メモを買って帰る。

単純に考えて、素敵な柄なのよね〜
光と水と鏡によるインスタレーション『魂の灯』も印象深い。
インスタレーションとは、装置・設備・設定などの意味で、場所や空間全体を作品として体験させる芸術。
(行った時、水は停止中だった)
数人ずつ『魂の灯』の閉鎖された小部屋に入って(閉じ込められて)LEDの光と色を体感する。
鏡の魔法の小部屋。
(すぐに出されるが、ここも長時間はいられないような気がする)
展示室の外には『魂の灯』の参考映像のモニターがある。

繋げてみるとこんな感じ〜

展覧会では、モニターで見る草間彌生さんの紹介もあった。
草間彌生について、何にも知らなかったのでじっくりと観る。
現在83歳、幼少の頃から、水玉と網目の幻想的な絵画を作成。
素晴らしい才能、驚きの壮絶な人生、激しい生き様。
現在も続く意欲的な創作。
神懸りのような。

草間彌生展の中で、一番インパクトが強く心に残ったのは、
草間彌生という人だったかもしれない。
素晴らしい芸術とは、狂気と正気の間に存在するものだろうか?
凡人には計り知れない。