大正ロマン〜時間が止まった「旧大社駅」

出雲そば「大梶そば」から道路を渡って、すぐにある「旧大社駅」
威風堂々とした近代和風建築に圧倒される。

明治45年に開業した国鉄大社線出雲市〜大社)大社駅は、出雲大社への玄関口となり、駅舎は大正13年に改築された。
しかし、平成2年大社線廃線
大社駅も廃止となったが、その建築の素晴らしさゆえ、廃止当時の雰囲気のままで保存されることになった。
平成16年、国の重要文化財にも認定。

現在使われていない駅舎とは思えないほど、保存状態がいい。
みんなに愛された駅なんだろうな〜
駅舎の瓦は、豪華で立派な神社風。
建物の中はノスタルジックで、大正ロマン漂う〜

格調ある装飾が施され、シャンデリアも美しい。
何もかも、レトロで素敵!
木の改札を通って、ホームの中に入ることもできる。
昔の駅長室には喫茶コーナーあり。

蒸気機関車D51の展示

線路は途絶えているのに、遠くから汽笛を鳴らし、今にも汽車がやってきそう。
昔の駅の息使いが聞こえてくるみたい〜

次々と発着する汽車、人々の往来とざわめき、駅員さんが忙しく働く様…
ありとあらゆるものが活き活きと目に浮かぶ。
確かに、ここだけ時間が止まっている。

目を閉じ目を開けると、場面が突然変わって、古き時代にタイムスリップするのではないか、と思うほど。
時を常に刻みながら動いている駅の機能が止まり、駅舎のみが鮮やかに残るこの場所だからこそ味わえる、
超不思議な感覚☆

旧大社駅、単なる名所旧跡とは侮れないわー