「三段割子」の出雲そば

出雲大社のすぐ横にある「島根県立古代出雲歴史博物館」に立ち寄る。
駐車場も広く、静かで綺麗な建物。周囲も風土記の庭と呼ばれて、広々と開放的。

博物館内は、神々の住まいであり日本の源流にふれることのできる「古代出雲」に関する展示。
(入館料600円)
荒神谷遺跡の銅剣や、鴨岩倉遺跡の銅鐸など、昔の青銅器の展示数の多さに感心する。
出雲大社から発掘された巨大な柱や、出雲大社が天空神殿であったという説を基に作られた本殿の模型の数々にも驚く。
古代らしい勾玉や、石見銀山の銀貨など、他もいろいろ〜
「神話シアター」では日本神話を分かりやすく映像化。
前日、スルーしてしまった美保神社の様子や奉納品が、特集展「音曲の神さま」で、見ることができで、個人的によかった。
見所として、古代出雲歴史博物館のお姉さんのユニフォームも古代風でなかなかのナイスやったわー
博物館の展示室にお金を払って入らなくても、他の施設も利用可能。
すっきり洒落たカフェ「阿礼」では、島根名産生姜を使ったジンジャエールや、古代チーズである『蘇』、出雲ぜんざいなど食べられるみたい。

同じ建物内にあった出雲観光案内所で、「出雲そば」のお勧めの店を、キレイなお姉さんにいくつか教えてもらう。
周辺に出雲そばのお店がたくさんあって、どこがいいか迷ったから。
車で5分ほど、地元の人もよく通うと聞いた「大梶そば」へ行く。

外見は、飾り気のないゆる系で、いかにも地域に根ざしたお店〜

お昼時、懐かしいような食堂っぽい店内は、ほぼ満席で活気がある。
器を三段に重ねた「割子そば」がこの地域独特のものらしい。
お店の看板メニュー「三色割子そば800円」にする

(具のない薬味だけのシンプルなそばもあり、一枚210円で追加もできる。ツウっぽい人は、枚数で注文していた…)
一段ずつ、器に直接甘めのダシをかけ、ずるずる〜っといただく。

上から、卵、とろろ、もみじおろし、の順番で食べていったが、味が変化して飽きずに楽しめた。
そばの実を殻ごと挽く「出雲そば」は香りもコシも強いとのこと。
確かに、平麺風なそばは特徴があり、しっかりと歯ごたえも感じて、美味しかったです♪