米倉涼子主演「風と共に去りぬ」 梅田芸術劇場

梅田芸術劇場メインホールで6/3〜12まで行われていた舞台『風と共に去りぬ』
日曜の千秋楽、観劇に行く。観客は多く大盛況。

梅田芸術劇場の舞台の中ではロングラン公演だった「風と共に去りぬ
マーガレット・ミッチェル原作の、昔から多くの人が知る物語だからかな〜年齢層はやや高め。
ヒロインのスカレット・オハラ役と言えば、舞台では大地真央のイメージがあるが、今回は米倉涼子で新鮮な感じ。

アメリ南北戦争の頃、南部ジョージア州、裕福な農園の娘スカーレットの波乱の人生のストーリー。
『激動の時代、逆境に立ち向かい、愛を求めタラの大地に麗しく咲いた、一人の女性がいた・・・』
風と共に去りぬ』の映画は、高校生くらいの時テレビで見た。(長いから2夜に分かれていたと思う)
あらすじはだいたい記憶に留まり、その壮大でロマンチックなストーリーに、心震えた覚えがある。
洋画っていいな〜ってその時初めて思ったのかもしれない。
映画でのスカーレット役ビビアンリーの存在感と美しさに、米倉涼子がどれほど迫れるか…
な〜んて、ちょっといじわるな思いで観る。

米倉涼子の気の強い姉御的なキャラ(「交渉人」で確立したと思う)と合って、なかなか良かった。
力強い演技で、派手なドレスにも負けることなく、美しかった。
ただどうしても、米倉涼子さん、発展途上かな〜っていう感じも残るが。
周りを固めている役者さんも良かった。
相手役レッド・バトラーの寺脇康文は男らしく素敵だったし、メラニー役の紫吹純はさすが一挙一動が綺麗で声もよく通る。
アシュレイの岡田浩暉や、ベル・ワトリングの高橋ひとみ、マミーの池谷のぶえも、それぞれの役がぴったり。
テレビ「めちゃイケ」の新メンバーでお尻丸出しの敦士が、1番目夫チャールズ役(すぐ死んじゃうけど)だったのも驚いた。
そして、大阪での千秋楽ということで、最後の舞台挨拶がたっぷりとあり、楽しかった。
寺脇康文さんのおしゃべりが達者で面白い。
舞台「風と共に去りぬ」は今後、大阪での公演を皮切りに、東京の帝国劇場で行われるらしい。
回を重ねるごとにこなれていくことだと思うし、ますます頑張ってほしいな〜と思いました☆
素敵なチケット手配してくれたyukiさん、ありがとうございました〜♪