映画「プリンセストヨトミ」試写会

5/28(土)公開の映画「プリンセストヨトミ」を試写会で観る。
仕事が終わった後、娘と待ち合わせ。ダッシュで本町の御堂会館で行く。
開演のギリギリ前に到着したから、一番後ろになんとか座れる。
新聞見て応募した試写会。応募総数も多くてかなりの高倍率だったそう。
大阪の皆さんの「プリンセストヨトミ」への注目度の高さを感じる。

プリンセス・トヨトミ」は京大出身の万城目学さんの面白不思議小説。
万城目学さんの小説原作と言えば、テレビドラマ「鹿男あをによし」や、映画「鴨川ホルモー
どちらも奇想天外、ふっとんだ発想で楽しませてもらった。
(2年前の鴨川ホルモーは、京都で行われた試写会で見た。)
今回も楽しみにしていた。
『7月8日金曜、午後4時―大阪が全停止した。その鍵を握るのは、トヨトミの末裔だった。』
なんやら、歴史も絡んだ大きなお話。
東京から大阪に調査に来た会計監査員の3名が、財団法人OJO(大阪城跡整備機構)に不審な点を見つける。
「大阪の全ての人が口裏を合わせている?」
キャストは、堤真一綾瀬はるか岡田将生中井貴一笹野高史和久井映見、他。
去年の夏、かなり大きな大阪ロケで作られた映画だそう。(めちゃ暑かったやろなー)
大阪のエキストラさんは、たいへんノリが良かったとのこと。(そうでしょうねー)
(中途半端だけど、小説を1/4くらい読んだところでこの映画を見る。)
感想は・・
大阪の観光地、有名な建物が、ふんだんに出てきて楽しめる。
あそこも、ここも、キタからミナミ、大阪城から府庁まで。
スケールが大きく、ありえへん話。
原作は面白いし、キャストもこの上ないくらいいいし、カメラワークもいい。
しかし、時間が足りなかったのか?
ストーリーは継ぎ接ぎで、分断された感じ。表面を上滑りするような。
感動を呼ぶに至りませんでした。
笑いも少なかったし。
もっともっと掘り下げたらすばらしいものができただろうに、とても残念です。
あるいは、私の期待値が高過ぎたのかもしれない。
ハードルは下げ気味に観るのがいいかも。
そして、映画を見た後は、絶対お好み焼きが食べたくなる!
そんな「プリンセストヨトミ」でした。
だいぶ前だけど、お好み焼きソースのCMで、お好み王国大阪独立〜っていうのあったが、それを思い出したわー