「妙満寺」の大根だきと雪の庭 京都 岩倉
京都でもかなりの洛北、左京区岩倉の妙満寺。昔は寺町二条にあったらしい。
赤い旗に誘われて、「大根だき」に行く(12/4)
今年一年の無事に感謝して、この冬の無病息災を願って行われる恒例の行事。
普段はとても静かな場所だが、この日はまあまあ賑やか〜
本坊や本殿内・宝物館の拝観料込みで、一椀800円(御札も頂く)この値段が安いか、高いかは微妙だが…縁起ものよね。
貴船の「鳥居茶屋」協力らしい。
どんぶりのような大きなお椀にたっぷり!でっかい大根煮がどーんと二つ。ふんわり厚めのお揚げさんと。
温かくて、柚子の香りが効いて、味もよく滲みて、ふはふは頂く。
妙満寺の境内にある仏舎利大塔(境内は拝観無料)
異国感溢れる納骨堂。インドっぽい〜
願い事して、お線香を持ったまんま右に3周するといいみたい。
本坊から中が通常は拝観300円
中に入ると、妙満寺の見所のひとつ「雪の庭」がある。
俳句の祖と仰がれる松永貞徳が造営した成就院「雪月花の三名園」のひとつ。
「月」は清水にあり、「花」は現存しないが北野(祇園という説も)にあったらしい。
雪が積もった時に最も美しくなるように配置された枯山水のお庭〜
いつか雪景色のこちらを見てみたい!(岩倉やし、めちゃ寒いやろなー)
心静かにゆったりと和むことができる。
宝物館には、紀州・道成寺由来の安珍・清姫の伝説の鐘があった。
歌舞伎の『娘道成寺』でもあり、愛する女の執念の怖ーいお話。ぶるぶる…
こじんまりとはしているが、幅広い内容の妙満寺。
比叡山を背景とした景色もまた美しい。