病院。2

子宮全摘開腹手術の1日

朝から絶食

朝一番で浣腸

入れたままになる点滴ラインの確保

剃毛

術着に着替え、サポート靴下履く

手術担当医師、看護師さんからの挨拶と説明

看護師さんは、よく喋るさかなくんみたいな男の子だった。

13:15
夫に見送られ、ベットのまんま手術室に入る。

毎回思うが、上を見ながら移動する景色は、いつもと全く違う。

普通のベッドから、移動用のストレッチャーに移るが、動きが超速い！
その後、手術台へ。
今回は、補助されながらも自分で乗り換えた。

ネームバントしている上に、何度も何度も名前確認が行なわれる。自ら、自分の名前と、何の手術か言わされる。
昔はそこまで徹底してなかったので感心する

硬膜外麻酔
エビのように丸くなって、背中に針を刺して、チューブで麻酔（痛み止め）を送る。
細くて長いと想像される針を入れる前には、入れる場所に痛み止め注射をするので、苦痛はない。

硬膜外麻酔に加えて、点滴、血圧計、酸素センサー、心電図モニター、いろいろ体から繋がってるんだろうと予想されるが、体や頭は動かせないので、自分の状況はよくわからない。
さらに、両足両腕も固定されてしまった。

BGMとして、ユーミンの「春よ、こい」が流れている…

全身麻酔
マスクをして、1，2，3，で落ちた。

16:30
目が醒める。
病室にベッドごと移動。

血栓防止装具（足のパフパフ）、尿管も付いて、全身自由がきかないが、痛みは全くない。

夫と息子の顔を見る。
手術直後の家族への説明の時に、見せてもらう予定の摘出部位(子宮)のデジカメ撮影を頼んであった。
ボーッとしながらも、それを確認する。
卵巣は二個とも残せたとのこと。
しばらくは全身麻酔が効いて、痛みも感じなかったが、
夜になってお腹やあちこちが痛くなる。
じっとした姿勢で、腰も痛いし。
硬膜外麻酔は続けているが、私の場合表皮近くしか効かないような気がした。

座薬打ってもらったり、一晩目は、寝られない苦しい夜だった。